アコムの過払い金請求はできる?2007年以前の借入・ACマスターカードの対象条件と注意点

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アコムの過払い金請求はできる?2007年以前の借入・ACマスターカードの対象条件と注意点

アコムで過去に借入れをしたことがある方は、利用時期や取引内容によって、過払い金が発生している可能性があります。とくに、2007年6月17日以前にアコムでキャッシングを利用していた方や、2007年6月17日以前にACマスターカードのキャッシングを利用していた方は、過払い金の対象になる可能性があります。

一方で、ACマスターカードのショッピング利用、2007年6月18日以降に初めて契約した借入れ、DCキャッシュワンのみの利用などは、原則として過払い金の対象外です。

このページでは、アコムの過払い金請求について、対象になるケース・対象外になるケース・返還率・返還までの期間・信用情報への影響・ACマスターカードや銀行カードローンとの関係まで詳しく解説します。

この記事のポイント
  1. 2007年6月17日以前にアコムで借入れをしていた方は、過払い金が発生している可能性がある
  2. ACマスターカードでも、キャッシング利用分は過払い金の対象になる可能性がある
  3. ACマスターカードのショッピング利用分は、原則として過払い金の対象外
  4. 返済中に請求する場合は、残債の有無によって信用情報への影響が変わる
  5. アコムからゼロ和解を提案された場合は、安易に応じる前に注意が必要
  6. 完済から長期間経っている場合は、時効により請求できない可能性がある
目次【おすすめコンテンツ】

アコムの過払い金請求の対象になるかすぐ確認

アコムの過払い金請求で最初に確認すべきなのは、いつからアコムを利用していたかと、キャッシング利用かショッピング利用かです。

利用内容 過払い金の可能性
2007年6月17日以前からアコムでキャッシングを利用 過払い金が発生している可能性があります
2007年6月17日以前からACマスターカードでキャッシングを利用 過払い金が発生している可能性があります
ACマスターカードのショッピング利用のみ 原則として対象外です
2007年6月18日以降に初めてアコムで借入れ 原則として対象外です
DCキャッシュワンのみを利用 原則として対象外です
完済から長期間経過している 時効により請求できない可能性があります

アコムの過払い金は、取引履歴を取り寄せて利息制限法の上限金利で引き直し計算をしないと、正確な金額はわかりません。カードや明細をなくしていても、取引履歴をもとに確認できる場合があります。

とくに、アコムを完済してから時間が経っている方は、時効によって請求できなくなる前に確認することが大切です。

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アコムで過払い金が発生する条件

アコムで過払い金が発生する可能性があるのは、主に2007年6月17日以前にアコムで借入れをしていた場合です。

アコムは、2007年6月18日に上限金利を20%以下へ変更しています。それ以前のアコムでは、利息制限法の上限を超える金利で貸付けがおこなわれていた時期がありました。代表的な旧金利として、27.375%が挙げられます。

利息制限法では、借入金額に応じて上限金利が定められています。過去にこの上限を超える利息を支払っていた場合、本来支払う必要のなかった利息が発生している可能性があります。この払いすぎた利息が、過払い金です。

アコムで過払い金が発生しやすい人

  • 2007年6月17日以前からアコムで借入れをしていた
  • 2007年6月17日以前からACマスターカードのキャッシングを利用していた
  • アコムで長期間、借入れと返済を繰り返していた
  • アコムを完済したあと、再度借入れをしていた
  • 完済済みだが、いつ完済したかはっきり覚えていない
  • 家族が過去にアコムを利用していて、相続人として請求できる可能性がある

過払い金が発生しているかどうかは、契約時期だけで確定するわけではありません。取引期間、借入額、返済額、完済と再借入の有無などによって変わります。そのため、2007年6月17日以前からアコムを利用していた方は、一度取引履歴を確認する価値があります

完済済みでもアコムに過払い金請求できる?

アコムをすでに完済している場合でも、過払い金が発生していれば請求できる可能性があります。むしろ、完済後の過払い金請求は、現在の返済に影響しないため進めやすいケースもあります。

ただし、完済から長期間経っている場合は時効に注意が必要です。過払い金請求は、実務上最後の取引から10年がひとつの目安になりますが、2020年4月1日以降は「権利を行使できることを知った時から5年」という考え方も関係する場合があります。完済時期があいまいな場合は、取引履歴を取り寄せて確認しましょう。

返済中でもアコムに過払い金請求できる?

アコムへ現在も返済中の場合でも、過払い金が発生している可能性はあります。返済中に過払い金請求をする場合は、引き直し計算の結果によって対応が変わります。

  • 過払い金が残債を上回る場合は、借金がなくなり、差額が返金される可能性がある
  • 過払い金を差し引いても残債が残る場合は、任意整理として扱われる可能性がある

返済中の請求は、完済後の請求よりも信用情報への影響を慎重に確認する必要があります。残債がある方は、手続き前に専門家へ相談し、過払い金の見込み額と信用情報への影響を確認しておきましょう。

アコムで過払い金が発生しないケース

アコムを利用していた方でも、すべての取引で過払い金が発生するわけではありません。以下に該当する場合は、原則として過払い金の対象外です。

  • 2007年6月18日以降に初めてアコムから借入れをした
  • ACマスターカードのショッピング利用のみだった
  • DCキャッシュワンのみを利用していた
  • 利息制限法の範囲内の金利でしか借入れをしていない
  • 時効が完成している

2007年6月18日以降に初めて借入れをした場合

アコムは2007年6月18日に上限金利を20%以下へ変更しています。そのため、2007年6月18日以降に初めてアコムで借入れをした方は、原則として利息制限法の範囲内の金利で契約しているため、過払い金は発生しにくいです。

ただし、過去にアコムで一度契約していて、完済後に再度借入れをした場合などは、取引のつながり方によって判断が変わることがあります。利用開始時期がはっきりしない場合は、取引履歴の確認が必要です。

ACマスターカードのショッピング利用のみの場合

ACマスターカードでは、キャッシング機能とショッピング機能を利用できる場合があります。過払い金の対象になる可能性があるのは、主にキャッシング利用分です。

ショッピング利用は、商品やサービスの代金をカード会社が立て替える仕組みであり、キャッシングのような貸付けとは性質が異なります。そのため、ACマスターカードのショッピング利用分は、原則として過払い金の対象外です。

DCキャッシュワンのみを利用していた場合

DCキャッシュワンは、アコムが吸収合併した銀行系カードローンです。DCキャッシュワンは利息制限法の範囲内の金利で貸付けがおこなわれていたとされるため、DCキャッシュワンのみの利用では、原則として過払い金は発生しにくいです。

一方で、DCキャッシュワンとは別に、アコム本体やACマスターカードのキャッシングを利用していた場合は、過払い金が発生している可能性があります。複数の取引がある場合は、それぞれ分けて確認しましょう。

ACマスターカードは過払い金請求の対象になる?

アコムの過払い金請求では、ACマスターカードの利用内容を正しく分けて考える必要があります。ACマスターカードには、キャッシング機能とショッピング機能があるためです。

利用内容 過払い金の対象になる可能性
ACマスターカードのキャッシング 2007年6月17日以前から利用していた場合は対象になる可能性があります
ACマスターカードのショッピング 原則として対象外です
キャッシングとショッピングの両方を利用 キャッシング部分のみ対象になる可能性があります

ACマスターカードを持っていた方でも、ショッピング利用だけであれば、原則として過払い金は発生しません。一方、キャッシング枠を利用していた場合は、利用開始時期によって過払い金が発生している可能性があります。

カードの明細が残っていなくても、取引履歴を取り寄せれば、キャッシングとショッピングの利用状況を確認できる場合があります。利用内容があいまいな方は、まず取引履歴を確認しましょう。

アコムの過払い金請求ができなくなるケース

アコムに過払い金が発生していても、一定の事情があると請求できない、または請求が難しくなることがあります。とくに注意すべきなのは、時効・ゼロ和解・示談書・過去の請求歴です。

最後の取引から10年が経過している

過払い金請求には時効があります。一般的には、アコムとの最後の取引から10年が経過すると、過払い金を請求できなくなる可能性があります。

ここでいう最後の取引とは、完済日や最終返済日などを指します。ただし、完済と再借入れを繰り返している場合は、取引が一連のものと判断されるか、別々の取引と判断されるかで時効の考え方が変わることがあります。

完済時期があいまいな方や、途中で何度も借入れと完済を繰り返していた方は、自己判断で時効と決めつけず、取引履歴をもとに確認することが重要です。

アコムとゼロ和解をしている

アコムから「借金をゼロにする代わりに、今後は請求しない」という内容の提案を受けることがあります。これをゼロ和解といいます。

ゼロ和解に応じると、本来は過払い金が発生していたにもかかわらず、過払い金を受け取れなくなる可能性があります。とくに、取引履歴の開示を依頼したあとに和解を提案された場合は、安易に応じないよう注意が必要です。

アコムから和解書や示談書の提案を受けた場合は、署名・押印する前に内容を確認することが大切です。

債権債務なしの示談書を交わしている

過去にアコムと示談書を交わしている場合、その内容によっては過払い金請求が難しくなることがあります。

たとえば、示談書に「本示談で定めるほか、双方に債権債務がないことを確認する」といった内容がある場合、アコム側から「すでに解決済み」と主張される可能性があります。

ただし、示談書があるからといって必ず請求できないとは限りません。示談書の内容、締結時期、取引状況によって判断が変わるため、過去の書類が残っている場合は専門家に確認してもらいましょう。

すでに同じ取引について過払い金請求をしている

過去にアコムへ過払い金請求をして、同じ取引について和解や返還を受けている場合、原則として同じ取引について再度請求することは難しいです。

ただし、以前請求した取引とは別に、他の契約や別期間の取引がある場合は、確認の余地があります。過去に請求したことがある方は、当時の和解書や返還内容を確認しましょう。

取引が分断されて一部が時効になっている

アコムで完済と再借入れを繰り返している場合、すべての取引を一連のものとして計算できるとは限りません。完済から再借入れまでの期間が長い場合などは、取引が分断され、一部の過払い金が時効と判断される可能性があります。

取引の分断があると、過払い金の金額や時効の判断に大きく影響します。自分で計算すると誤りやすいため、長期間の取引がある方は専門家に引き直し計算を依頼するのが安全です。

アコムの過払い金返還率・返還までの期間

アコムの過払い金が戻るまでの期間や返還率は、任意交渉で解決するか、裁判をするかによって変わります。

一般的に、任意交渉は早期解決しやすい一方で、返還率が低くなる傾向があります。裁判をする場合は期間が長くなりやすいものの、返還率や利息分の上乗せを期待できるケースがあります。

解決方法 返還までの目安・返還率の目安
任意交渉
  • 返還までの目安:約2〜6か月
  • 返還率の目安:約60〜80%
  • 早期解決を重視する場合に選ばれやすい
裁判
  • 返還までの目安:約5〜12か月
  • 返還率の目安:約80〜100%+利息が期待できる場合がある
  • 回収額を重視する場合に検討されやすい

実際の返還率や期間は、取引期間、過払い金の金額、残債の有無、時効の争い、取引分断の有無、アコム側の提示条件などによって変わります。

早く返金してほしい場合

できるだけ早く過払い金を受け取りたい場合は、任意交渉での和解を検討することがあります。裁判よりも短期間で解決しやすい一方、返還額は裁判をした場合より低くなる可能性があります。

できるだけ多く回収したい場合

回収額を重視する場合は、裁判を検討することがあります。裁判では、過払い金の元本に加えて利息を請求できる場合があります。ただし、解決までに時間がかかる点には注意が必要です。

アコム対応に慣れた専門家へ相談するメリット

  • アコムの提示条件が妥当か判断してもらえる
  • 任意交渉と裁判のどちらがよいか判断しやすい
  • 取引分断や時効の争いがある場合も対応しやすい
  • ゼロ和解など不利な提案に応じるリスクを避けやすい
  • 返済中の場合、信用情報への影響も含めて確認できる

アコムに過払い金請求をする流れ

アコムに過払い金請求をする場合、主な流れは以下のとおりです。

手順 内容
1. 取引履歴の開示請求 アコムから過去の借入れ・返済の履歴を取り寄せます。
2. 引き直し計算 利息制限法の上限金利で再計算し、過払い金の有無と金額を確認します。
3. 返還請求 過払い金が発生している場合、アコムへ返還請求書を送付します。
4. 和解交渉 返還額や入金時期についてアコムと交渉します。
5. 訴訟の検討 提示額に納得できない場合や、利息を含めて回収したい場合は裁判を検討します。
6. 入金 和解または判決後、アコムから過払い金が返還されます。

アコムから取引履歴を取り寄せる

過払い金を正確に計算するには、アコムの取引履歴が必要です。取引履歴には、借入日、返済日、借入額、返済額、利率などが記録されています。

本人がアコムに請求して取り寄せることもできますが、専門家に依頼すれば、取引履歴の取り寄せ、引き直し計算、返還交渉の進め方などを相談できます。

アコムからゼロ和解を提案された場合は注意

取引履歴の開示を求めた前後で、アコムからゼロ和解を提案されることがあります。ゼロ和解は、借金をゼロにする代わりに、過払い金請求をしない内容になっていることがあります。

しかし、引き直し計算をすると、借金がなくなるだけでなく、過払い金が戻ってくるケースもあります。計算前にゼロ和解へ応じると、本来受け取れたはずの過払い金を失う可能性があります

引き直し計算をする

取引履歴が届いたら、利息制限法の上限金利で引き直し計算をおこないます。これにより、払いすぎた利息があるか、過払い金がいくら発生しているかを確認します。

アコムで長期間借入れと返済を繰り返していた場合や、完済と再借入れを繰り返していた場合は、計算が複雑になることがあります。計算を誤ると、請求額が少なくなったり、時効の判断を間違えたりするおそれがあります。

アコムへ過払い金返還請求書を送る

引き直し計算で過払い金が発生していることがわかったら、アコムへ過払い金返還請求書を送付します。請求書には、過払い金の金額、返還を求める内容、振込先などを記載します。

アコムと和解交渉をする

返還請求書を送付すると、アコム側から返還額や入金時期について提案されることがあります。提示された金額が妥当かどうかを確認し、必要に応じて交渉します。

早期返還を優先するか、返還額を重視するかによって、交渉方針は変わります。

話がまとまらない場合は裁判を検討する

アコムの提示額に納得できない場合や、過払い金の利息まで含めて請求したい場合は、裁判を検討します。裁判をすると解決までの期間は長くなりますが、任意交渉よりも高い返還額を目指せる場合があります。

アコムから過払い金が返還される

和解または判決によって返還額が決まると、アコムから指定口座へ過払い金が振り込まれます。専門家に依頼している場合は、報酬や実費などを差し引いた金額が依頼者へ返金されます。

過払い金が高額になる場合は対応範囲の確認が必要

アコムとの取引期間が長い場合、過払い金が高額になることがあります。司法書士に依頼する場合は、請求額や手続きの内容によって対応できる範囲が変わることがあるため、事前に確認しておくことが大切です。

とくに、過払い金の金額が大きい場合や、裁判で争いになる可能性がある場合は、司法書士が対応できる範囲、弁護士への引き継ぎが必要になるケースなども含めて説明を受けておきましょう。

返済中にアコムへ過払い金請求する場合の注意点

現在もアコムへ返済中の場合、過払い金請求によって借金がなくなることもありますが、残債が残る場合は任意整理として扱われる可能性があります。

引き直し計算の結果 影響
過払い金が残債を上回る 借金がなくなり、差額が返金される可能性があります。
過払い金と残債が同じくらい 借金がなくなる可能性があります。信用情報への扱いは事案ごとに確認が必要です。
過払い金を差し引いても残債が残る 任意整理として扱われ、信用情報に影響する可能性があります

残債より過払い金が多い場合

たとえば、アコムへの残債が50万円で、引き直し計算の結果、過払い金が100万円ある場合、残債と相殺したうえで、差額の50万円が返金される可能性があります。

このような場合は、借金がなくなるだけでなく、過払い金を受け取れる可能性があります。

過払い金を差し引いても残債が残る場合

たとえば、アコムへの残債が100万円で、過払い金が40万円だった場合、差し引き後も60万円の残債が残ります。この場合は、残った借金について返済条件を見直す必要があり、任意整理として扱われる可能性があります。

任意整理になると、信用情報に事故情報が登録される可能性があります。そのため、返済中の方は、手続き前に過払い金の見込み額と残債の有無を確認することが重要です。

返済中の方は先に専門家へ相談したほうがよい

返済中の過払い金請求は、完済後の請求よりも判断が複雑です。過払い金が発生していると思っていても、計算の結果、残債が残ることがあります。

信用情報への影響を避けたい方は、請求前に引き直し計算をおこない、過払い金で残債がなくなるか確認してから判断しましょう

アコムに過払い金請求すると信用情報・ローン・カードに影響はある?

アコムへ過払い金請求をした場合の信用情報への影響は、完済後に請求するのか、返済中に請求するのかによって変わります。

完済後にアコムへ過払い金請求する場合

アコムをすでに完済している場合、過払い金請求をしたことだけで、原則として信用情報に事故情報が登録されるわけではありません。

そのため、完済後の過払い金請求であれば、住宅ローンや自動車ローン、クレジットカードの審査に直接影響する可能性は低いと考えられます。

ただし、アコム社内の取引記録により、今後アコムやACマスターカードを利用しにくくなる可能性はあります。これは信用情報機関の事故情報とは別の問題です。

返済中にアコムへ過払い金請求する場合

返済中に過払い金請求をする場合、引き直し計算後も残債が残ると、任意整理として扱われる可能性があります。

任意整理として扱われると、信用情報に事故情報が登録される可能性があり、新規の借入れ、クレジットカード、ローン審査などに影響が出ることがあります。

一方で、引き直し計算の結果、残債がなくなり過払い金が発生している場合は、完済後の請求に近い扱いになる可能性があります。実際の処理は事案によって異なるため、返済中の方は専門家に確認しましょう。

ACマスターカードへの影響

アコムへ過払い金請求をすると、ACマスターカードの利用が停止されたり、今後の再契約が難しくなったりする可能性があります。

とくに、ACマスターカードを現在も利用している方は、キャッシングだけでなくショッピング残高の有無も確認しておく必要があります。ショッピング残高が残っている場合は、手続きへの影響を事前に確認しましょう。

住宅ローンへの影響

完済後にアコムへ過払い金請求をするだけであれば、原則として住宅ローンに直接影響する可能性は低いです。

ただし、返済中に過払い金請求をして任意整理扱いになった場合は、信用情報に影響し、住宅ローンや借換えの審査に影響する可能性があります。

バンクイックへの影響

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」では、アコムが保証会社となっています。アコムへ過払い金請求をしただけで、ただちにバンクイックが利用できなくなるとは限りません。

ただし、バンクイックを利用中で返済に遅れがあり、アコムによる代位弁済が発生している場合は注意が必要です。この場合は、アコムに対する債務として扱われるため、過払い金請求や債務整理との関係を慎重に確認する必要があります。

じぶんローンへの影響

じぶん銀行のカードローンでも、アコムが保証会社となっている場合があります。アコムの過払い金請求と銀行カードローンの利用は別問題ですが、保証会社としてアコムが関係している場合は、将来の審査や利用に影響する可能性があります。

銀行カードローンを利用中の方は、アコムへの過払い金請求をする前に、現在の借入状況や返済状況もあわせて確認しましょう。

三菱UFJニコスやSMBCモビットへの影響

三菱UFJニコスやSMBCモビットは、アコムとは別会社です。そのため、アコムへ過払い金請求をしただけで、ただちにこれらの会社との契約に影響するとは限りません。

ただし、返済中の過払い金請求が任意整理扱いとなり、信用情報に事故情報が登録された場合は、他社のカードやローン審査にも影響する可能性があります。

アコムの過払い金請求でよくある失敗

アコムの過払い金請求では、対象になると思っていたのに対象外だったり、逆に請求できる可能性があるのに時効だと勘違いしてしまったりするケースがあります。よくある失敗を事前に確認しておきましょう。

ACマスターカードのショッピングも対象だと思っていた

ACマスターカードの利用で過払い金の対象になる可能性があるのは、主にキャッシング部分です。ショッピング利用分は原則として過払い金の対象外です。

キャッシングとショッピングの両方を利用していた方は、取引履歴を確認し、どの部分が対象になるかを分けて判断する必要があります。

2007年6月18日以降の契約なのに対象だと思っていた

アコムは2007年6月18日に上限金利を20%以下へ変更しています。そのため、2007年6月18日以降に初めてアコムで借入れをした方は、原則として過払い金は発生しにくいです。

ただし、以前からアコムを利用していて、契約を継続したまま借入れをしていた場合は、過去の取引が対象になる可能性があります。

ゼロ和解に応じてしまった

アコムからゼロ和解を提案され、内容をよく確認せずに応じてしまうと、本来請求できた過払い金を受け取れなくなる可能性があります。

借金がゼロになると聞くと有利に感じるかもしれませんが、実際には過払い金が発生していて、返金を受けられるケースもあります。和解書に署名する前に、必ず引き直し計算をおこないましょう。

完済から10年以上経ったと自己判断して諦めた

過払い金請求は時効に注意が必要ですが、完済と再借入れを繰り返している場合は、最後の取引日や取引の一連性によって判断が変わることがあります。

「10年以上前だから無理」と自己判断する前に、取引履歴を確認しましょう。実際には請求できる取引が残っている可能性もあります。

返済中に請求して信用情報への影響を確認していなかった

返済中にアコムへ過払い金請求をする場合、残債が残ると任意整理として扱われる可能性があります。信用情報への影響を避けたい方は、手続き前に過払い金の見込み額を確認することが大切です。

返済中の方は、請求前に「過払い金で残債がなくなるか」を確認してから判断しましょう

よくある質問

アコムで過払い金が発生している可能性が高いのはどんな人ですか?

2007年6月17日以前にアコムでキャッシングを利用していた方は、過払い金が発生している可能性があります。アコムは2007年6月18日に上限金利を20%以下へ変更しているため、それ以前の取引があるかどうかが重要です。

また、2007年6月17日以前にACマスターカードのキャッシングを利用していた方も対象になる可能性があります。カードや明細が手元になくても、取引履歴を取り寄せることで確認できる場合があります。

ACマスターカードのショッピング利用も過払い金の対象になりますか?

ACマスターカードのショッピング利用は、原則として過払い金の対象外です。過払い金の対象になる可能性があるのは、主にキャッシング利用分です。

キャッシングとショッピングの両方を利用していた場合は、キャッシング部分だけを分けて確認する必要があります。取引履歴を取り寄せれば、利用内容を確認できる場合があります。

アコムの過払い金請求の時効はいつですか?

アコムの過払い金請求は、一般的に最後の取引から10年が時効の目安になります。最後の取引とは、完済日や最終返済日などを指します。

ただし、完済と再借入れを繰り返している場合は、取引が一連のものと判断されるか、別々の取引と判断されるかで時効の考え方が変わることがあります。完済から時間が経っている方は、早めに確認しましょう。

アコムに過払い金請求するとブラックリストに載りますか?

アコムを完済した後に過払い金請求をするだけであれば、原則として信用情報に事故情報が登録されるわけではありません。

ただし、返済中に過払い金請求をして、引き直し計算後も残債が残る場合は、任意整理として扱われる可能性があります。その場合、信用情報に事故情報が登録される可能性があるため注意が必要です。

アコムに過払い金請求するとACマスターカードは使えなくなりますか?

アコムへ過払い金請求をすると、ACマスターカードの利用が停止されたり、今後の再契約が難しくなったりする可能性があります。

とくに現在もACマスターカードを利用している方は、キャッシング残高だけでなく、ショッピング残高の有無も確認しておく必要があります。手続き前に、カード利用への影響を確認しましょう。

アコムの過払い金はいくら戻りますか?

戻ってくる金額は、利用期間、借入額、返済額、当時の金利、完済と再借入れの有無などによって変わります。正確な金額は、アコムから取引履歴を取り寄せ、利息制限法の上限金利で引き直し計算をしないとわかりません。

2007年6月17日以前から長期間アコムを利用していた方は、過払い金が高額になる可能性もあります。まずは取引履歴を確認しましょう。

アコムの過払い金はどれくらいの期間で返金されますか?

任意交渉で解決する場合は、返還まで約2〜6か月が目安です。裁判をする場合は、約5〜12か月程度かかることがあります。

早期返金を重視するか、返還額を重視するかによって、選ぶ方法は変わります。提示された条件が妥当か判断するためにも、専門家へ相談するのがおすすめです。

アコムのカードや明細をなくしていても過払い金請求できますか?

カードや明細が手元になくても、過払い金請求できる可能性があります。アコムから取引履歴を取り寄せれば、過去の借入れや返済の内容を確認できる場合があります。

利用時期を正確に覚えていなくても、氏名、生年月日、住所などから取引履歴を確認できることがあります。まずは分かる範囲の情報を整理しましょう。

家族が利用していたアコムの過払い金を請求できますか?

アコムを利用していた本人が亡くなっている場合でも、相続人が過払い金を請求できる可能性があります。過払い金は相続財産の一部として扱われるためです。

ただし、相続人であることを証明する戸籍などが必要になる場合があります。また、相続放棄をしている場合は請求できない可能性があるため、相続関係も含めて確認しましょう。

アコムの会社概要

アコムは、三菱UFJフィナンシャル・グループの一員で、ローン事業、クレジットカード事業、信用保証事業などをおこなう貸金業者です。過払い金請求では、アコム本体のキャッシングだけでなく、ACマスターカードのキャッシング利用分も確認対象になります。

商号 アコム株式会社
主な事業内容 ローン事業、クレジットカード事業、信用保証事業
本社所在地 東京都港区東新橋一丁目9番1号 東京汐留ビルディング
ブランド アコム、ACマスターカード
登録番号 関東財務局長(15)第00022号
日本貸金業協会会員番号 第000002号
代表者 代表取締役社長 木下政孝
資本金 638億3,252万円
関連するサービス ACマスターカード、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の保証業務など

アコムの過払い金請求では、アコム本体のカードローンだけでなく、ACマスターカードのキャッシング利用、保証会社として関係する銀行カードローン、過去のDCキャッシュワンとの関係など、確認すべき点が複数あります。

2007年6月17日以前からアコムを利用していた方、ACマスターカードでキャッシングをしていた方、完済時期がはっきりしない方は、取引履歴を確認し、過払い金の有無を調べてみましょう。

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日本リーガル司法書士事務所の代表司法書士 計良宏之

日本リーガル司法書士事務所

監修者:代表司法書士 計良 宏之

東京都荒川区東日暮里5-17-7 秋山ビル1階

東京司法書士会所属 第8484号
簡裁訴訟代理等関係業務認定会員 第1201114号

日本リーガル司法書士事務所は、東京都荒川区東日暮里に事務所があり、日暮里駅から徒歩6分とアクセスが良いです。相続や不動産登記などの相談は無料で受け付けていますので、お気軽にご相談ください。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり結果を保証するものではありません。地域の運用や事案の内容により結論は異なります。最終判断は必ず専門家への相談により行ってください。

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