エムアイカードの過払い金請求の条件・デメリットなど完全ガイド【2025年版】
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過去にエムアイカードで借入れをしたことがある場合や、現在も利用中の場合で、以下の条件に該当する方は過払い金が発生している可能性が高いです。
- 2010年6月18日以前にエムアイカードから借入れをしたことがある
このページでは、エムアイカードの過払い金が発生する条件や過払い金の返還率、返還までの期間、注意点など、エムアイカードの過払い金請求について詳しく解説しています。
また、当サイトで紹介している事務所では、無料でエムアイカードの過払い金の調査ができる事務所もあるので気軽に調査することができます。
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目次【おすすめコンテンツ】
エムアイカードの過払い金が発生しているケース(条件)
エムアイカードのキャッシング枠を法改正前に高い実質年率で利用していた場合、利息制限法を超えて支払った利息が過払い金となっている可能性があります。
現在は上限15~20%に統一されていますが、2010年6月18日より前は出資法上限に近い高利での貸付が一般的でした。旧利率で長期利用していた方は再確認をおすすめします。
対象になりやすい条件
- 2010年6月18日より前からキャッシング枠を継続利用していた
- 明細の実質年率が20%超の時期がある(例:27~29%台など)
- リボ払い・再借入を繰り返し、一連取引として長期化している
- 途中で限度額を増枠し、高利のまま返済を継続していた
ショッピング枠は原則対象外
ショッピングは立替手数料の性格で、利息制限法の適用外です。キャッシング(現金の借入)部分のみが過払いの見直し対象になります。
- 百貨店系カードのため、ショッピング利用が中心の会員は対象外になりやすい
- 会員番号やカード種別変更があっても、同一名義の継続取引は一連計算になる場合あり
- リボ変更・自動リボ設定で手数料負担が増え、高利期間が長期化しているケース
- 家族カード利用分でも、本会員名義での取引として扱われる点に注意
エムアイカードの過払い金請求の対応状況
エムアイカードは三越伊勢丹グループの一員として、法令順守と顧客対応を重視しています。開示請求や返還交渉の窓口が用意され、手続きの案内も比較的スムーズです。
実務ではまず任意交渉での解決が中心で、条件が整えば早期和解に至るケースもあります。返還水準や期間は取引内容で変動するため、個別の検討が欠かせません。
対応の全体像と傾向
開示→引き直し計算→交渉の順に進むのが一般的です。代理人(司法書士・弁護士)を立てると提示条件が改善する例が見られ、和解成立が円滑になる傾向があります。
- 専用窓口があり、取引履歴の開示手続きが通りやすい
- 任意交渉が基本で、訴訟に至らず解決する事例もある
- 返還方法・時期は個別調整され、分割返還の提案が出る場合も
- 大手グループの基盤があり、資金面の不安が小さいのが安心材料
交渉と訴訟の使い分け
交渉での提示額が低い、利息の扱いに隔たりが大きい等の場合は、訴訟提起を検討します。満額または満額に近い解決を目指す際、訴訟が有効になる局面があります。
一方で、提案条件が妥当なら和解を選ぶメリットもあります。期間短縮やコスト低減が期待でき、早期の資金回収につながります。
やり取りで確認したい要点
交渉前チェック |
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エムアイカード特有 |
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エムアイカードの過払い金請求のデメリット・注意点
完済後の請求 |
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返済中の請求 |
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完済している場合のデメリット
過払い金を請求すると、エムアイカードの利用停止や解約になる可能性があります。以後の新規発行や増枠が難しくなる点は事前に想定しておきましょう。
解約や停止に伴い、エムアイポイントや会員特典が失効する場合があります。付与・交換条件は変動しうるため、請求前にポイント残高の整理をおすすめします。
返済中の場合のデメリット
返済中に請求して過払い金が残債を下回ると、任意整理等の債務整理として扱われ、指定信用情報機関に登録される恐れがあります(おおむね5年程度が目安)。
その間は、新たなクレジットカードの審査やローン契約が通りにくい状態になります。エムアイカード以外の審査にも影響する点に注意してください。
対象範囲と手続き上の注意点
過払いの見直し対象はキャッシングが中心です。ショッピングの手数料(リボ・分割等)は性質が異なるため、原則として対象外となる点を理解しておきましょう。
時効は最終取引から原則10年が目安です。古い取引ほど履歴の欠落が起こりやすく、立証が難しくなるため、早期の履歴開示と引き直し計算が重要です。
デメリットを抑えるコツ
- 全期間の取引履歴を取得し、厳密な引き直し計算を行う
- ポイント・優待は請求前に活用や移行を検討
- 返済中は「過払い>残債」かを先に判定し、信用情報への影響を見極める
- 条件が悪い場合は代理人による交渉・訴訟移行の基準を設定
エムアイカードに過払い金請求をする場合の手続きの流れ
① 取引履歴を取り寄せる(初動)
まずはエムアイカードに取引履歴の開示を請求します。会員サイトで確認できない古い期間もあるため、書面で全期間の履歴を求めるのが確実です。
照会先や提出様式は案内に従います。本人確認書類の写しや利用時期の申告が必要なことがあるため、身分証とカード情報を手元に準備しましょう。
② 引き直し計算で過払いの有無を判定
届いた履歴をもとに、利息制限法の上限15~20%に置き換えて利息を再計算します。キャッシング分を中心に、一連の取引として通期で確認します。
計算の結果、支払い過ぎが判明した場合は金額と起算日を特定します。家族カードや券面切替があっても、同一名義の継続取引は合算検討します。
③ 返還請求書の送付と任意交渉
過払い金額と根拠を示した返還請求書をエムアイカードへ発送します。受領後、担当部署から照会や提案があり、和解内容を協議します。
返還割合・利息の扱い・支払時期を詰めます。提案が妥当なら合意書を締結し、振込日や分割条件を確定して返金を受けます。
④ 交渉が不調の場合は訴訟を検討
提示額が低い、利息や一連性の認定に争いがあるときは、訴訟提起を検討します。訴訟と並行して和解協議が続くこともあります。
判決や和解で回収が確定します。時効が迫るケースでは、内容証明や提訴で消滅時効の進行を止める対応を急ぎます。
必要書類と提出先(目安)
取引履歴開示請求書 |
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過払い金返還請求書 |
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スムーズに進めるコツ
- 全期間の履歴を確保し、欠落期間の有無を確認
- リボ・増枠・再借入は一連取引として整理
- 和解条件は割合・利息・支払時期をセットで比較
- 条件が不利なら訴訟移行の基準を事前に設定
エムアイカードの過払い金請求のよくある質問
過払いの対象はどの取引?ショッピング(リボ・分割)やボーナス払いは含まれますか?
過払いの対象はどの取引?ショッピング(リボ・分割)やボーナス払いは含まれますか?
過払い金の対象は原則としてキャッシング(貸付)部分です。2010年6月17日以前に高金利でキャッシング利用があれば、利息制限法に引き直して過払いが生じる可能性があります。一方、ショッピング(リボ・分割・ボーナス)は立替販売手数料の性質で、通常は過払いの対象外です。まずはエムアイカードのキャッシング枠の有無と利用時期を確認してください。
百貨店の優待割引やキャンペーンの適用有無は、過払いの判断に影響しません。判断材料は「当時の利率」「取引の時期」「入出金の実績」です。
返済中でも請求できますか?ショッピング残高や家族カード分と相殺されますか?
返済中でも請求できますか?ショッピング残高や家族カード分と相殺されますか?
返済中でも請求は可能です。代理人の受任通知が到達すると原則督促は停止し、取引履歴の開示と引き直し計算に進みます。キャッシングで発生した過払い金は同一債権者であるエムアイカードの他の債務と相殺されるのが一般的で、ショッピングリボ等の残高があれば圧縮・完済に充てられる場合があります。
家族カードの利用分も契約主体は本会員であることが多く、同一債権者内での相殺対象となる可能性があります。個別の契約関係によって扱いが異なるため、履歴開示後に精査するのが確実です。
時効はいつ?民法改正後はどう数えますか?解約済み・長期放置でも間に合いますか?
時効はいつ?民法改正後はどう数えますか?解約済み・長期放置でも間に合いますか?
一般的な目安は「最後の取引(完済・解約等)から10年」です。2020年4月1日以降は「過払いの事実を知った時から5年」または「各支払から10年」のいずれか早い方で完成する考え方が用いられます。解約済みで年数が経っている場合は消滅リスクが高まるため、早めに履歴開示と計算に着手してください。
内容証明での催告は一時猶予に留まり、確実に進行を止めるには訴訟提起など裁判上の手続が必要です。古いキャッシング利用に心当たりがある方は至急の対応が安全です。
請求するとカードやエムアイポイント、ゴールド招待はどうなりますか?今後の審査への影響は?
請求するとカードやエムアイポイント、ゴールド招待はどうなりますか?今後の審査への影響は?
完済後に過払いのみを請求する場合、通常は信用情報に事故登録はされません。ただし社内記録の判断により、エムアイカードの継続・再発行・上位カード(ゴールド等)招待やエムアイポイントの取扱いに影響が出る可能性があります。返済中に請求して減額和解に至るケースは任意整理相当となり、一定期間の事故情報登録により新規発行・増枠が難しくなる点に留意してください。
ポイントの失効や会員資格の変更は個別判断です。将来の利用を重視する方は、完済後請求と返済中請求での影響の違いを事前に確認して進め方を選ぶと安心です。
いくら戻る?返金までの期間は?訴訟にすると回収率は上がりますか?
いくら戻る?返金までの期間は?訴訟にすると回収率は上がりますか?
回収額は当時の利率・利用年数・入出金の動きに基づく引き直し計算で確定します。百貨店系カードはショッピング比率が高い方も多く、キャッシング利用が少ないと回収見込みが限定されることがあります。一方、長期にわたり高金利でキャッシングしていた場合は、任意交渉でも一定の回収が期待できます。
期間の目安は、任意交渉のみで数か月、訴訟併用で半年~1年超に及ぶことがあります。法定利息の上乗せや計算争点の有無で方針は変わるため、時効の残期間と相手方の応諾姿勢、返金スピードの優先度を踏まえて最適解を選んでください。
エムアイカードの会社概要
株式会社エムアイカードは、三越伊勢丹ホールディングスの決済・金融領域を担う中核企業です。百貨店事業との連携を強みに、クレジットカード発行と与信・決済サービスを中心に展開しています。
前身は1988年設立の伊勢丹系ファイナンス会社で、カード事務や信用販売を担ってきました。のちに商号を変更し、現在の体制となりました。グループ横断のポイント施策で顧客基盤を広げています。
主軸はクレジットカード業と割賦・信用販売、キャッシング関連業務です。ほかに保険代理店業務や信託関連の取次、不動産関連の登録業務など、生活・金融周辺サービスまで幅広く手がけています。
「エムアイカード」「三越 M CARD」「伊勢丹アイカード」などを発行し、百貨店やグループ各社でのポイント優待を強化しています。国際ブランドとの提携により、日常決済の利便性も高いのが特長です。
会社の位置づけ | 三越伊勢丹ホールディングスの金融・決済子会社 |
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