ユアーズの過払い金請求の条件・デメリットなど完全ガイド【2025年版】
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ユアーズ株式会社は、かつて名古屋を拠点に全国展開していた消費者金融です。店舗や自社ATMの閉鎖が進み、現在は事業規模が大きく縮小しています。高金利が一般的だった時期(グレーゾーン金利)にキャッシングを利用していた方で、以下のケースに当てはまる場合は、利息を払い過ぎている可能性があります。
- 2010年6月18日以前にユアーズから借入れをしたことがある
ユアーズは、法改正前の高金利期に借入れが集中していると、過払い金が発生している確度が高いと考えられます。会社の再編・縮小により請求先や手続きが分かりにくいケースもあるため、取引履歴の収集と一連計算の整理が重要です。
このページでは、ユアーズで過払い金が生じやすい条件、返還の目安(割合・期間)、手続きの進め方と注意点をわかりやすく解説します。メリット・デメリットを踏まえ、できるだけ有利な条件での回収を目指しましょう。
また、当サイトで紹介する事務所では、ユアーズの過払い金を無料で調査できます。取引履歴の取り寄せから再計算、任意交渉・訴訟対応まで一貫サポートが可能です。まずはお気軽にご相談ください。
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ユアーズの過払い金が発生しているケース(条件)
ユアーズで過払い金の可能性が高いのは、2010年6月18日までに借入や増枠・追加融資を受けていた方です。該当日を境に新規や追加の融資は停止されています。
当時の実質年率は約28.95%とされ、利息制限法の上限を超える水準でした。長期利用や借換え、再契約を繰り返した方ほど過払いが膨らみやすい傾向があります。
商品名ではガクユー・ユーレディース・フリーエースなどの利用歴が目安になります。完済済みでも取引が上記日付以前に及ぶなら、返還対象になり得ます。
利用期間 |
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金利水準 |
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商品・名義 |
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該当しやすいケース
- 取引が5年以上に及ぶ長期利用
- 限度額の増枠や再契約の回数が多い
- 高金利期に一括完済歴がある
- 複数口座をまとめて返済した
上記に心当たりがあれば、司法書士・弁護士に取引履歴の取り寄せと引き直し計算を依頼しましょう。過払い金の有無を早期に可視化でき、最適な回収方法を選べます。
ユアーズの過払い金請求の対応状況
ユアーズの返還姿勢は、中小消費者金融の平均的な水準です。任意交渉のみだと提示幅は大きく、返還率は2~7割が目安です。
本人交渉では2~4割など控えめな条件になりがちです。司法書士・弁護士が介入すると、話し合いベースでも4~7割まで届く事例が見られます。
訴訟に進めば、ユアーズに支払余力がある限り満額に近い回収が狙えます。もっとも、資金状況が悪化している場合は減額・分割になる可能性があります。
本人で任意交渉 |
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専門家を通じた交渉 |
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訴訟提起 |
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対応状況のポイント
- ユアーズは任意交渉での減額提示が想定される
- 専門家介入で交渉材料が増え回収率が上昇
- 訴訟は高回収の反面、期間とコストが増える
- 資金余力が乏しいと分割・一部免除の可能性
ユアーズは交渉姿勢が案件ごとに変わりやすく、戦略次第で回収率が大きく変動します。まずは専門家に依頼し、任意交渉→訴訟の二段構えで最適ルートを選択しましょう。
ユアーズの過払い金請求のデメリット・注意点
完済している場合のデメリット
ユアーズは2010年に融資停止のため、請求後に「もう借りられない」影響は実質ありません。完済後の請求で信用情報(いわゆるブラック)へ登録されることも通常はありません。
一方で、取引履歴の取り寄せや引き直し計算に時間と手数がかかります。書類が不足すると回収額が目減りする可能性がある点は注意です。
完済後に請求 |
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返済中の場合のデメリット
過払い金が残債を上回れば一括相殺で完済できる見込みがありますが、逆に不足すれば任意整理の扱いとなり、信用情報に登録されるリスクがあります。
任意交渉のみでは提示率が低めになりがちで、分割和解・長期化による負担が生じる場合もあります。正確な計算と交渉設計が重要です。
返済中に請求 |
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費用・時間面のデメリット
- 任意交渉で返還率が伸びにくい場合がある
- 訴訟移行で期間・費用が増える
- 計算・証拠収集の手間が大きい
- 分割和解だと入金まで長期化
実務上の注意点
- 最後の取引日から原則10年で時効が進行します。早めに着手を。
- 全期間の引き直し計算が不可欠。途中解約や名義変更も一連計算で確認。
- 契約書・明細・通帳など証拠の保存を徹底。写しでも確保。
- 任意交渉で条件が低位なら、訴訟や仮差押え等も検討。
ユアーズは融資停止済みのため「今後借りられない」デメリットは限定的です。重要なのは、正確な計算と時効管理、そして条件が悪い場合に速やかに手段を切り替える判断です。専門家へ早期相談し、過不足なく回収できる体制を整えましょう。
ユアーズに過払い金請求をする場合の手続きの流れ
ユアーズへの過払い金請求は、取引履歴の開示請求から始まります。履歴を基に引き直し計算を行い、請求書送付→任意交渉→必要に応じて訴訟、という順で進みます。
ユアーズは2010年に融資停止のため、古い取引が中心です。履歴を漏れなく収集し、全期間を一連計算することが重要です。
1.取引履歴の開示請求 |
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2.過払い金の引き直し計算 |
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3.請求書の送付(任意交渉開始) |
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4.和解または訴訟提起 |
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5.入金・完了 |
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返還までの期間の目安
任意交渉での和解 |
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訴訟提起~解決 |
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ユアーズ特有の注意点
- 古い取引が多く、時効(原則10年)に要注意。迅速着手が安全です。
- 履歴欠落は回収率に直結。明細・通帳・契約書の写しも収集。
- 資金余力が弱いと分割・減額の提案があり得るため、訴訟移行を含む方針設計を。
- 「ガクユー」「ユーレディース」「フリーエース」等の旧商品名も同一取引として一連計算を検討。
専門家へ依頼するメリット
- 開示請求~計算~交渉~訴訟まで一気通貫で対応
- 提示率の改善と和解条件の最適化が期待できる
- 証拠化・書式・期日管理の手戻り防止
- 資力に応じた最短ルートの選択
ユアーズへの請求は、全期間の正確な計算と時効管理が勝敗を分けます。条件が低位なら方針を切替え、任意交渉と訴訟を二段構えで進める体制を整えましょう。
ユアーズの会社概要
ユアーズは名古屋を拠点とする準大手の消費者金融です。代表取締役は美山志烈氏で、かつては消費者金融事業のほかにカプセルホテル運営も手掛けていました。
沿革は、1971年6月に創業し、1979年6月に株式会社中日本トラストとして三重県四日市市で法人化。翌月には本社を名古屋市へ移転し、1984年12月に自社ビルへ移りました。
主力商品はインターネットキャッシングの「フリーエース」、女性向けの「ユーレディース」、学生専用の「ガクユー」の3系統。中小業者としては即日性に強みがありました。
一方で、2010年には新規・追加融資を停止。2013年5月2日には自社ATMの稼働を終了するなど、金融事業の縮小が進みました。2015年3月10日には名古屋支店の閉鎖も告知されています。
公式サイトは連絡先の電話番号のみが掲載されるなど、企業活動は限定的です。東海・北陸・東北に展開していた店舗も順次閉鎖され、現在は最小限の体制での対応と見られます。
関連会社として株式会社ユアーズ カプセル&サウナがありましたが、こちらも既に閉業とされています。こうした経緯から、経営は保守的運営に転じていると推測されます。
もっとも、問い合わせ窓口は継続しており、過払い金請求にも一定の対応は見込めます。ただし経営動向や時効の観点から、回収は早期の着手が肝要です。心当たりのある方は、速やかに専門家へご相談ください。
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