プロミスの過払い金請求の条件・対応状況・デメリットなど完全ガイド【2025年版】

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プロミスの過払い金請求 完全ガイド

プロミスまたはポケットバンクやクラヴィスを利用していたことがある方や、現在も返済中の方で、以下の条件に当てはまる場合は過払い金が発生している可能性が高いので調査することをおすすめします。

  • 2007年12月18日以前にプロミスから借入れをしたことがある
  • 2008年4月20日以前にポケットバンクから借入れをしたことがある
  • 2007年9月に貸し付け停止前にクラヴィスから借入れをしたことがある

このページでは、プロミスやポケットバンクの過払い金請求に強い事務所ランキングや過払い金が発生する仕組み、過払い金の返還率や返還される期間などについて解説しています。

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目次【おすすめコンテンツ】

プロミスの過払い金が発生しているケース(条件)

プロミスで2007年12月18日までに借入を開始していた方は、当時の金利が利息制限法の上限を超えていた可能性があり、過払い金が生じていることがあります。

同様に、吸収合併先のポケットバンクは2008年4月20日までの取引、クラヴィス(旧タンポート/クオークローン)は2007年9月の貸付停止前の取引が対象となります。

対象になるケース

完済済みでも返済中でも、さらにご家族が借入していた場合の相続人でも、条件に合えば過払い金の返還請求が可能です。取引履歴から正確に判定します。

  • プロミスで2007年12月18日以前から継続利用していた
  • ポケットバンクを2008年4月20日以前から利用していた
  • クラヴィスを2007年9月の貸付停止前に利用し、後にプロミスへ切替えた
  • 一度完済後に再借入(取引の分断)をしている可能性がある

なぜ過払い金が発生するのか

改正前は出資法の上限(29.2%)と利息制限法の上限(10万円未満20%・10~100万円18%・100万円以上15%)の差にあたるグレーゾーン金利で貸付が行われていました。

プロミス(例:25.55%)やポケットバンク(例:29.0%)などは、当時の上限を利息制限法の範囲を超えて設定していたため、引き直し計算で払い過ぎが判明するケースがあります。

プロミス
  • 2007年12月18日までの借入開始分が対象
  • 2007年12月19日以降は20.0%以内に改定(原則発生なし)
ポケットバンク
  • 2008年4月20日までの借入開始分が対象
  • 2008年4月21日以降は20.0%以内(原則発生なし)
クラヴィス
  • 2007年9月の貸付停止前の取引が対象
  • 停止前にプロミスへ契約切替していると判定しやすい

過払い金が発生しないパターン

  • プロミスでの初回借入が2007年12月19日以降
  • ポケットバンクでの初回借入が2008年4月21日以降
  • アットローンの取引(原則20%以内で過払い発生なし)
  • クラヴィスの債権が契約切替なしで譲渡されたケース

ショッピング利用(プロミスJCB)に関する注意

プロミスJCBカードのショッピング機能による「立替金」は貸付金利ではなく、返済時の「分割手数料」も利息に該当しないため、原則として過払い金の対象外です(ショッピング機能は2007年11月に廃止)。

まずは取引履歴の取り寄せと引き直し計算を

いつ借り始めたか、どのブランドを使っていたかで結論が変わります。取引履歴の開示と引き直し計算で、発生有無と概算額を早期に把握しましょう。

完済から時間が経っていても可能性は残ります。該当期間がある方は、まずは無料相談で状況を確認してください。

プロミスの過払い金請求の対応状況

プロミス(現SMBCコンシューマーファイナンス)は対応実績が多く、任意交渉か訴訟かで到達金額とスピードが大きく変わります。

早期回収したい場合は任意交渉、多くの過払い金を取り戻したい場合は訴訟で対応します。

交渉では初回提示が低めに出ることがあり、着地点は交渉力や証拠書類等で変わります。引き直し計算の精度が結果を左右します。

訴訟移行は期間が延びやすい一方、利息上乗せで総回収額が多くなる傾向です。回収額の最大化早期回収かを明確にしましょう。

回収期間と返還率の目安

任意交渉(和解)
  • 期間:概ね3ヶ月~
  • 返還率:~70%が目安
  • 特徴:手続きが簡便で早期回収しやすいが、利息は付きにくい
訴訟
  • 期間:目安4ヶ月~
  • 返還率:~100%+法定利息が期待
  • 特徴:時間は伸びやすいが、満額回収に近づきやすい

任意交渉を選ぶメリット

  • 着手から返還までが比較的短期間
  • 手続き負担・費用負担が小さめ
  • 開示資料が揃えば着地点を早く見通しやすい
  • 専門家の交渉力で提示額の改善が見込める

訴訟を選ぶメリット

  • 主張・立証を尽くすことで満額に近い回収を目指せる
  • 回収までの日数分の法定利息が上乗せされやすい
  • 分断や計算争点がある事案でも整理しやすい
  • 将来の返還率の不確実性を裁判所判断で解消

結果に影響する主な要素

  • 取引履歴の有無・欠落、取引の分断の有無
  • 途中完済や再借入、複数契約の存在
  • 相手方の提示方針・経営環境・時期
  • 利息の起算点や消滅時効リスクへの対応

短期間でできるだけ多く回収したい方は、プロミス対応の実績が豊富な専門家へ早期に相談することをおすすめします。

プロミスの過払い金請求のデメリット・注意点

完済後に請求する場合のデメリット

完済後に過払い金請求をしても、原則として現在の返済や生活へ直接のデメリットは多くありません。

あえて挙げるなら、今後プロミスからの新規借入が困難になる可能性がある点です。別の金融機関には通常、影響しないのでご安心ください。

  • 消滅時効の進行に注意(取引終了からの年数)
  • 相手方の経営状況悪化で回収が難しくなる可能性
  • 取引履歴の欠落があると立証に時間を要する

返済中に請求する場合のデメリット

返済中に請求し、過払い額が残債を上回らない場合は、過払い請求ではなく任意整理の交渉に移行します。

任意整理になると信用情報(ブラックリスト)に登録され、一定期間は新規借入やローンを組むことが難しくなります。

  • 残債>過払い額:任意整理に移行
  • 滞納歴がある場合は既に信用情報へ登録の可能性
  • 複数契約・再借入があると手続が複雑化
  • 過去の合意で「請求しない」条項があると制約

共通の注意点

  • 時効の進行により回収額が減少または不可のリスク
  • 初回提示は低額になりやすく、交渉力で差が出る
  • 訴訟は時間がかかるが利息上乗せで増額見込み
  • 過去の合意書に「請求放棄」等がないか確認

三井住友銀行カードローン等への影響

プロミス(現SMBCコンシューマーファイナンス)は三井住友銀行カードローンの保証会社です。

過払い金請求そのものは、三井住友銀行カードローンの利用や返済に原則影響しません。

  • 任意整理へ移行した場合は信用情報へ登録
  • カードローンで延滞→保証会社の代位弁済があると登録
  • 代位弁済済みなら過払い請求は優先的に検討

住宅ローンへの影響

過払い金請求のみで、返済中の住宅ローンが不利になることは通常ありません。

ただし任意整理になると、新規のローン審査に通りにくくなる可能性があります。

  • 住宅ローン審査は収入・年齢・負債状況等を総合判断
  • 任意整理は一定期間、新規与信が厳格化
  • 請求前に家計・今後の与信計画を確認

ポケットバンク/アットローン等の注意点

ポケットバンクの古い取引は過払い対象になりますが、アットローンは原則20%以内のため過払い対象外です。

複数ブランドを跨いだ履歴は、分断の有無で計算が変わるため、履歴の精査が重要です。

プロミス
  • 古い高金利期は過払いになり得る
  • 改定後の取引は発生しないのが原則
ポケットバンク
  • 古い取引は対象になり得る
  • 途中完済・再借入の有無を確認
アットローン
  • 原則20%以内で過払い対象外
  • 他社・他ブランドとの通算要否を確認

JCBショッピング枠(プロミスJCB)の注意点

ショッピングの「立替金」や分割手数料は利息扱いではないため、原則として過払いの対象外です。

キャッシング取引と混在している場合は、明細の区分を確認して計算します。

返済中か完済後かで最適解は変わります。迷う場合は、プロミス対応の実績が豊富な専門家に早めに相談し、事案に合う進め方を選びましょう。

プロミスに過払い金請求をする場合の手続きの流れ

プロミス(現SMBCコンシューマーファイナンス)への過払い金請求は、次の手順で進みます。

①取引履歴
  • プロミスに開示請求。ポケットバンク/クラヴィス/アットローン分も一括で確認
  • 目的の申告は不要。履歴に借入・返済の金額と日付が記載
②引き直し計算
  • 利息制限法に沿って再計算。過払い額と利息を算定
  • 分断の有無・再借入・複数契約の扱いに注意
③請求書送付
  • 返還請求書+計算書を内容証明郵便で送付
  • 契約番号・氏名・連絡先・振込先等を明記
④任意交渉
  • 返還率・返還時期を交渉。初回提示は低めに出やすい
  • 妥当額に届かない場合は訴訟を検討
⑤訴訟
  • 訴状・証拠説明書・計算書等を提出
  • 法定利息の上乗せで増額が見込める一方、期間は延びやすい
⑥入金
  • 和解または判決内容に沿って指定口座へ入金
  • 専門家依頼時は費用控除後に入金

① プロミスから取引履歴を取り寄せ

開示対象はプロミス本体のほか、ポケットバンク・クラヴィス・アットローンの承継分を含みます。

目的を「過払い計算」と伝える必要はありません。届いた明細で金利・日付・金額を確認します。

② 過払い金の引き直し計算

利息制限法(借入額に応じて15%・18%・20%)で再計算し、払い過ぎ分と利息を確定します。

計算誤りは減額や交渉不調の原因。分断の判断や再借入の扱いは専門性が高く、精度が重要です。

③ 返還請求書の作成・発送(内容証明)

請求の根拠(計算結果)と金額、契約情報、振込先などを明記し、発送記録の残る方法で送ります。

返済中の方は、電話でのゼロ和解・利息減額提案に安易に応じないことが大切です。

④ 話し合いによる交渉(和解)

返還率・返還時期を協議。初回提示が低い場合は、計算書・判例傾向を根拠に増額を求めます。

和解条項に「過払い請求権の放棄」がないか必ず確認します。

⑤ 過払い金請求の裁判(交渉で合意できない場合)

訴状・証拠説明書・引き直し計算書などを提出し、主張立証を尽くします。

審理中も和解打診はあり、法定利息上乗せを踏まえた提案へ改善されることがあります。

⑥ 返還金の振込

和解または判決確定後、指定口座へ返還。専門家依頼時は費用差引後の入金となります。

入金後は控除・税務の扱い、信用情報の状態もあわせて確認します。

注意点

  • 返済中で残債>過払い額なら任意整理へ移行の可能性
  • ゼロ和解・将来利息カットと引換えの権利放棄に注意
  • 消滅時効の進行に要注意(取引終了からの年数)
  • 分断・再借入・複数契約は計算と立証が難度高め

専門家へ依頼するメリット

  • 引き直し計算と証拠整理の精度向上
  • 交渉での増額・早期解決の期待
  • 裁判書面作成・期日対応を一括代行
  • 郵送物・電話は事務所止めで家族へ配慮

プロミスのどの取引が過払い金の対象になりますか?アプリや振込キャッシング、提携ATM利用も関係しますか?

過払い金の対象は、プロミスのキャッシング(貸付)で実際に適用された利息部分です。カードローン、アプリ経由の借入、振込キャッシング、提携ATMからの借入のいずれも「貸付利息」である限り同様に評価します。

ショッピング枠はプロミスには原則ありませんので、立替販売手数料のような性質の取引は対象外です。特に過去の高金利期(法定上限超の利率が使われていた期間)を含む長期取引は、引き直し計算の結果として過払いが発生している可能性があります。

完済・解約してから年数が経っています。プロミスの過払い金はいつまで請求できますか?時効が心配です。

一般的な目安は最後の取引(完済・解約など)から10年です。

民法改正以降は「過払いがあると知った時から5年」または「各支払から10年」のいずれか早い方で時効が完成すると解されるため、完済から長期間が経過している場合は早急に取引履歴を取り寄せて判断する必要があります。

内容証明による催告は時効の進行を一時的に猶予するに留まり、確実に止めるには訴訟等の裁判上の手続きが必要になります。

明細やカードが手元にありません。SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)から取引履歴は取り寄せられますか?昔の契約でも大丈夫ですか?

カードや明細がなくても手続きは可能です。SMBCコンシューマーファイナンスに対して個人情報開示の請求を行い、全期間の取引履歴を入手します。

Web明細では古い期間が表示されないことがあるため、過去分まで含めた履歴開示が確実です。氏名・生年月日・当時の住所や勤務先・契約時期の目安などの照合情報があれば、古い契約でも特定してもらえるケースが多く、履歴を基に利息制限法で引き直し計算を行います。

返済中でも過払い金を請求できますか?相殺の扱いと、信用情報・SMBCグループでの今後の審査への影響はどうなりますか?

返済中でも請求は可能で、過払い金が残債を上回れば相殺で完済・差額返金、下回る場合は残債が圧縮されます。ただし返済中に減額和解へ進む形は任意整理相当として扱われることがあり、一定期間は信用情報に事故情報が掲載されます。

完済後に過払いのみを請求する場合は、通常、事故登録は行われません。なお、信用情報の回復後であっても、プロミスやSMBCグループ内サービスにおける社内記録の影響で再契約・新規審査が難しくなる可能性がある点には留意してください。

いくら戻るのか見込みを知りたいです。任意交渉と訴訟では、プロミスの場合どのような進め方になりますか?期間の目安はありますか?

回収額は適用金利・取引期間・入出金のタイミングを反映した引き直し計算で決まります。プロミスは大手で実務フローが整っており、任意交渉のみで比較的スムーズにまとまる事案もあります。

一方、事案によっては訴訟を併用することで法定利息分の上乗せや回収率の改善が期待できる場合もあります。時効の残期間、相手方の応諾姿勢、家計の資金繰り(早期回収の必要性)を踏まえ、任意解決か訴訟併用かを選択します。

期間の目安は、任意交渉で数か月、訴訟併用で半年~1年超に及ぶことがあります。

プロミスの会社概要

プロミスはSMBCコンシューマーファイナンスの主要ブランドです。全国に無人機・WEB申し込み網を持ち、審査から借入まで非対面で完結できます。

過去の高金利期に取引がある方は、過払い金請求の対象となる可能性があります。まずは取引履歴と金利の確認が重要です。

プロミスは大手グループの一員として情報開示・手続きフローが整備されています。これは過払い金請求の進行においても利点となります。

ブランドと沿革

プロミスは旧来の消費者金融ブランドで、のちに三井住友フィナンシャルグループ傘下となりました。現在は社名をSMBCコンシューマーファイナンスとし、ブランド名は継続しています。

吸収・承継にはポケットバンク/クラヴィス/アットローンなどが含まれます。過去にこれらを利用していた方も、プロミス側で履歴確認が可能です。

サービス面の特徴

WEB申込・アプリ・自動契約機により迅速な与信が可能です。来店不要の非対面手続きに強みがあり、利便性重視の運用が続いています。

一方で、過去の取引は履歴開示が前提です。古い契約・複数ブランドの利用がある方は、早期に履歴の請求を行いましょう。

基本情報

商号 SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(ブランド名:プロミス)
本社所在地 東京都中央区銀座四丁目12番15号 歌舞伎座タワー 22階-29階
グループ 三井住友フィナンシャルグループ
登録・関連
  • 貸金業者登録:関東財務局長登録
  • 関連ブランド:ポケットバンク/クラヴィス/アットローン 等
  • 取引履歴の開示:プロミス(現SMBCコンシューマーファイナンス)窓口

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日本リーガル司法書士事務所の代表司法書士 計良宏之

日本リーガル司法書士事務所

監修者:代表司法書士 計良 宏之

東京都荒川区東日暮里5-17-7 秋山ビル1階

東京司法書士会所属 第8484号
簡裁訴訟代理等関係業務認定会員 第1201114号

日本リーガル司法書士事務所は、東京都荒川区東日暮里に事務所があり、日暮里駅から徒歩6分とアクセスが良いです。相続や不動産登記などの相談は無料で受け付けていますので、お気軽にご相談ください。

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