クレジットカードなしで代引き手数料をゼロにする支払い方法の選び方とサイト別対策

ネットショッピングで代引き手数料がもったいないと感じるとき手数料を節約する方法はありますか?

ネットショッピングを利用する際、クレジットカードを持っていないため毎回代金引換(代引き)を選択していますが、1回あたり300円から400円ほどかかる手数料が非常に無駄だと感じています。

積み重なると大きな金額になりますし、受け取り時に現金を用意するのも手間に感じます。クレジットカードを作れない、あるいは使いたくない状況でも、代引き手数料を払わずにネット通販をお得に利用できる支払い方法はありますか?

デビットカードや手数料無料の後払い決済を選べばクレカなしでも手数料は削れる

クレジットカードがなくても、デビットカードやチャージ式のプリペイドカード、あるいは条件付きで手数料無料になる後払いサービスを利用すれば、代引き手数料をゼロにすることは十分可能です。

代引きは「商品と引き換え」という安心感がある反面、手数料と現金管理のコストが最も高い支払い方法ですので、各通販サイトが用意している代替手段の中から自分に合ったものへ切り替えることを強くおすすめします。

この記事では、何らかの事情でクレジットカードが使えない方に向けて、代引き以外で手数料を節約できる具体的な決済手段と、大手通販サイトごとの最適な支払い設定について詳しく解説します。

この記事でわかること

代引き手数料は年間いくらの損? 現金払いの見えないコスト

「たかが330円」と思っていても、代引き手数料は積み重なると家計を圧迫する無視できない出費となります。まずは現状の支払いでどれだけの損失が出ているのか、そして金額以外のデメリットについても整理しておきましょう。

1回330円の積み重ねが招く年間損失額

一般的なネット通販における代金引換手数料は、購入金額によって変動しますが、最低でも330円(税込)に設定されていることがほとんどです。これを月に数回利用するだけで、年間ではかなりの金額になります。

月間の利用回数 1回(330円) 3回(990円) 5回(1,650円)
年間の手数料総額 3,960円 11,880円 19,800円
失うものの例 格安SIMの月額料金1〜2ヶ月分 ネット動画配信サービスの年会費 新しい家電が1つ買える金額

月に3回程度ネットショッピングをする場合、年間で約1万2000円もの現金を商品の対価以外に支払っている計算になります。これは非常にもったいない出費であり、支払い方法を変えるだけで手元に残せるはずのお金です。

お金以外にかかる「手間」と「拘束」のコスト

代引きのデメリットは金銭面だけではありません。以下のような「見えないコスト」も発生しています。

  • 受け取り時に必ず在宅している必要があり、宅配ボックスが使えない
  • 釣り銭が出ないように小銭を用意しておく手間がかかる
  • 手持ちの現金が足りないと再配達になり、受け取りが遅れる
  • 家族に荷物を受け取ってもらう際、現金を預ける必要がある

特に「宅配ボックスが使えない」という点は、忙しい現代人にとって大きな時間的損失です。再配達を待つ時間や、現金を準備するためにコンビニでお金を下ろす際の手数料まで含めると、代引きの実質的なコストは330円を大きく超えていると言えるでしょう。

クレカなしで手数料を無料にする支払い手段の優先順位

クレジットカードを持っていない、あるいは利用限度額や審査の問題で使えない場合でも、手数料無料で決済できる手段はいくつか存在します。利便性と手数料の観点から、おすすめの優先順位を紹介します。

【優先度1】デビットカード(銀行口座直結)

最もおすすめなのがデビットカードです。銀行口座に残高があればその場で引き落とされ、クレジットカードと同じようにVISAやJCBなどの加盟店で利用できます。

  • メリット:決済手数料が無料(0円)。審査なしで作れるカードが多い。
  • 注意点:口座残高が不足していると決済エラーになる。分割払いはできない。

多くの通販サイトでは「クレジットカード支払い」の画面にデビットカードの番号を入力するだけで決済が通ります。システム上はクレジットカード払い扱いとなるため、代引き手数料は発生しません。

【優先度2】チャージ型プリペイドカード(キャリア決済連携など)

事前にチャージした金額分だけ使えるプリペイドカードも、通販サイトではクレジットカード扱いとして処理されるため手数料がかかりません。

  • Kyashやバンドルカード:アプリですぐにバーチャルカードを発行できる。
  • キャリア系プリペイド(dカード プリペイドなど):携帯料金と合算してチャージできる場合がある。
  • コンビニ店頭販売のギフトカード:Amazonギフト券などを現金で買ってアカウントに登録する。

特にAmazonギフト券などは、コンビニで現金購入してチャージしておけば、Amazonでの買い物は実質的に代引き手数料ゼロの現金払いと同じ感覚で利用できます。

【優先度3】手数料無料の後払いサービス(Paidyなど)

後払いサービスの中には、支払い方法の選び方次第で手数料が無料になるものがあります。

  • あと払い(ペイディ):口座振替設定をすれば手数料無料。コンビニ払いにすると手数料がかかる。
  • メルペイスマート払い:メルカリの売上金やポイントで清算すれば手数料がかからない場合がある。

「後払い=手数料がかかる」とは限りません。ただし、請求書発行手数料などがかかるタイプ(NP後払いなど)は代引きよりは安いものの有料になるケースが多いため、サービスごとの規約確認が必須です。

Amazon・楽天・Yahoo!で代引きを回避する具体的設定

利用者が多い大手通販サイトごとに、クレジットカードを使わずに代引き手数料を回避するための最適な設定手順を整理しました。

Amazonの場合:ギフトカードチャージが最強

Amazonでは「Amazonギフトカード」を事前にコンビニ等で購入してアカウントにチャージする方法が最も確実で手数料もかかりません。

  1. コンビニに行き、Amazonギフトカードを購入する(またはコンビニ払いでチャージタイプを注文する)。
  2. Amazonのアカウントにギフトカード番号を登録して残高を増やす。
  3. 注文時の支払い方法で「Amazonポイント・ギフトカード」を選択する。

また、「あと払い(ペイディ)」を選択し、ペイディ側の支払い設定を「口座振替」にしておけば、翌月まとめて引き落としになり手数料は完全無料です。コンビニ払いにしてしまうと最大390円(税込)の手数料がかかるため、必ず口座振替設定にするのがポイントです。

楽天市場の場合:楽天銀行デビットカードを活用

楽天市場では店舗ごとに決済手段が異なりますが、最も汎用性が高いのはデビットカードです。

  1. 楽天銀行などのデビットカードを用意する(審査なしで発行可能)。
  2. 楽天市場の会員情報(my Rakuten)にカード情報を登録する。
  3. 注文時に「クレジットカード決済」を選び、登録したデビットカードを指定する。

これにより、システム上はクレカ払いとして処理されるため、代引き手数料はかかりません。また、楽天ポイントを使って全額支払う場合も当然手数料は無料です。

Yahoo!ショッピングの場合:PayPay残高払い

Yahoo!ショッピングでは「PayPay残高払い」を利用するのが鉄則です。

  1. PayPayアプリをインストールし、セブン銀行ATMなどで現金をチャージする。
  2. Yahoo! JAPAN IDとPayPayを連携させる。
  3. 注文時に「PayPay残高払い」を選択する。

PayPay残高払いは手数料がかかりません。現金派の方でも、ATMでチャージする手間さえかければ、代引き手数料を完全にカットできます。「ゆっくり払い」という後払いサービスもありますが、こちらは手数料250円(税込)がかかるため、節約を重視するなら事前の残高チャージ一択です。

コンビニ後払いの手数料と注意点

代引きの代わりに選ばれやすいのが「コンビニ後払い(NP後払い、GMO後払い、スコア後払いなど)」です。商品到着後に送られてくる請求書を使ってコンビニで支払う方法ですが、ここにも手数料の落とし穴があります。

紙の請求書発行にはコストがかかる

多くの通販サイトでは、コンビニ後払いを選択すると200円〜300円程度の手数料が加算されます。代引き(330円〜)よりは若干安いケースが多いですが、「無料」ではありません。請求書の発行・郵送コストが利用者に転嫁されているためです。

完全に手数料を節約したいのであれば、紙の請求書が発行されるタイプのアナログな後払いは避けるべきです。

スマホ完結型の後払いなら無料の可能性がある

一方で、紙の請求書がないスマホ完結型の後払いサービス(例:atone、Paidyなど)の中には、条件次第で手数料を抑えられるものがあります。

サービス名 手数料の特徴 節約のコツ
NP後払い 200円〜250円程度 ポイント利用で相殺しない限り有料
あと払い(ペイディ) コンビニ払いは有料 口座振替なら無料
atone(アトネ) 請求手数料209円 口座振替でも手数料がかかる場合があるため注意

「後払いなら何でもお得」ではありません。必ず「手数料がいくらかかるか」を決済画面の最終確認ページでチェックし、代引きと変わらない金額なら利用を見送る判断が必要です。

デビットカードなら審査なしで手数料無料になる仕組み

ここまで紹介した中で、最も確実かつ広範囲で使える代引き回避策は「デビットカード」の導入です。「クレジットカードは審査に落ちるから持てない」と考えている方でも、デビットカードなら作れる可能性が非常に高いです。

デビットカードの特徴と作成条件

デビットカードは、使った瞬間に銀行口座から代金が引き落とされるカードです。クレジットカードのような「一時的な借金」ではないため、原則として与信審査がありません。

  • 審査なし:15歳以上(中学生除く)なら基本的に誰でも作れる。
  • 年会費無料:多くのネット銀行系デビットは維持費がかからない。
  • ブランド付き:VISA、JCB、Mastercardなどのマークがついており、通販サイトではクレジットカードとして扱われる。

例えば、楽天銀行、PayPay銀行、住信SBIネット銀行、三菱UFJ銀行などのデビットカードが有名です。これらを1枚持っておくだけで、Amazonでも楽天でも、その他の独自ショップでも、代引き手数料を一切払わずに買い物ができるようになります。

発行までの期間と即時発行の選択肢

通常のプラスチックカードが届くまでには1週間〜2週間かかることがありますが、最近では申し込み直後にアプリ上でカード番号が発行される「バーチャルデビット」や「スマホデビット」も増えています。

「今すぐ買いたいものがある」という場合は、アプリですぐに発行できるタイプのカード(みんなの銀行、Kyashなど)を利用すれば、当日の買い物からすぐに代引き手数料を回避できます。

そもそもなぜクレカが使えない? 根本原因別の対策

代引き手数料を節約したいと考える背景に、「過去の滞納などでクレジットカードが作れない」「カードが利用停止になっている」という事情がある場合、単なる決済手段の変更だけでなく、生活再建に向けた視点も重要になります。

ブラックリスト状態で審査に通らない場合

過去に借金や携帯料金の滞納があり、信用情報機関(CICなど)に異動情報が登録されている、いわゆる「ブラックリスト」の状態では、通常のクレジットカード審査には通りません。この期間(完済から5年程度)は、無理にカード審査を申し込んでも否決履歴が残るだけです。

この場合は、前述のデビットカードや、審査のないチャージ式プリペイドカードを生活のメイン決済に据えるのが正解です。これらは信用情報を参照しないため、ブラックリスト期間中でも問題なく発行・利用できます。

現在進行形で借金返済が苦しい場合

もし、現在カードローンの返済やリボ払いの支払いに追われていて、「カードが限度額いっぱいで使えない」「支払いが遅れて止められている」という状況なら、代引き手数料を節約する以前に、家計の収支そのものを見直す必要があります。

わずか数百円の手数料を気にする一方で、リボ払いの利息や遅延損害金で数千円、数万円を支払っていませんか? 支払い手段が制限されるほど状況が悪化しているなら、一度専門家に相談して借金自体を整理することも検討すべきタイミングかもしれません。

まとめ

ネットショッピングの代引き手数料は、工夫次第でゼロにできます。クレジットカードがなくても、デビットカードやチャージ式の決済手段を使えば、無駄な出費を抑えることが可能です。

特にデビットカードは審査なしで作れるものが多く、通販サイト上ではクレジットカードと同じように手数料無料で決済できる最強のツールです。まずは手持ちの銀行口座でデビット機能が使えるか確認するか、即時発行できるアプリ型カードを導入してみましょう。

債務整理に強いおすすめ事務所ランキングの事務所では、借金が原因でクレジットカードが使えないといった生活上の悩みについての相談もできるので、今の状況に合った次の一歩を検討してみてください。

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日本リーガル司法書士事務所の代表司法書士 計良宏之

日本リーガル司法書士事務所

監修者:代表司法書士 計良 宏之

東京都荒川区東日暮里5-17-7 秋山ビル1階

東京司法書士会所属 第8484号
簡裁訴訟代理等関係業務認定会員 第1201114号

借金問題・債務整理に関する情報を、できるだけわかりやすく整理してお伝えしています。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。状況により最適な対応は変わるため、不安が強い場合は早めに専門家へ相談してください。

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