家計簿がないまま借金相談に行くとき代わりに出す資料と作り方

家計簿をつけていないのに借金相談で出せと言われそうで怖い

借金の相談予約を入れたのですが、家計簿をつけていません。レシートも捨てがちで、現金払いとスマホ決済が混ざっています。

相談先に家計簿を出せと言われたらどうしたらいいですか。家族に内緒で動いているので、郵送物が増えたり家計を根掘り葉掘り聞かれたりするのも避けたいです。代わりに何を出せば相談が進みますか。

家計簿がなくても取引明細と簡易家計表があれば相談は進められる

家計簿がないと怒られるのでは、と身構えてしまいますよね。現金やスマホ決済が混ざっていて、あとから思い出せない不安も自然な反応です。

家計簿そのものが必須になる場面は多くありません。代わりに、通帳やカード明細などの「動いた事実」と、1か月分を再現した「簡易家計表」を用意すると、相談が止まりにくくなります。

この記事では、家計簿がない人が相談前に集める資料の優先順位、スマホだけで作れる簡易家計表の作り方、現金支出の穴を埋めるコツ、家族に見られない運び方までを、時系列でまとめます。

この記事でわかること

家計簿の代わりに求められやすい情報の正体

家計簿がないこと自体が問題というより、相談先が知りたいのは「毎月いくらなら返せるか」と「返せない原因が一時的か固定化しているか」です。

その判断に必要なのは、生活の流れが分かる数字です。家計簿がなくても、通帳やカード明細の積み上げで再現できます。

相談でよく使われるのはこの3つの数字

見られやすい数字 何のために使うか
月の手取り収入 返済の土台。残業や歩合がある人は平均で見られやすい
固定費の合計 家賃、通信、保険、サブスクなど削りにくい支出の把握
生活費の目安 食費、日用品、交通など変動する支出の幅をつかむ

家計簿がなくても話が進む人の共通点

  • 給与の振込口座と、生活費を出している口座が分かれていても、両方の明細を出せる
  • クレジットカードの利用明細、スマホ決済の履歴、交通系ICの履歴など、電子の履歴を開ける
  • 現金払いの分は「使った合計」をざっくりでも説明できる材料がある
  • 借入の返済がどの口座から落ちているか、または振込で払っているかが説明できる

逆に、返済額だけを並べて生活費が空白だと、月々の見通しが立てづらくなります。家計簿がなくてもよいので、次の章の順番で材料を集めておくと安心です。

相談前日までに揃える代替資料の優先順位

ここでは、家計簿がない人が「何を出すか」を、準備コストが低い順に並べます。あなたがスマホ中心で動く前提で組みます。

全部そろわなくても進められますが、上から3段があると初回相談の時間が無駄になりにくいです。

優先順位つきの代替資料リスト

優先 代わりに出すもの
最優先 給与が入る口座の直近2か月分の入出金明細。ネットバンクや銀行アプリの明細画面でも可
最優先 返済が出ていく口座の直近2か月分の入出金明細。複数口座なら返済が落ちる口座だけでも先に
最優先 クレジットカードの利用明細。紙の明細がなくても会員サイトの一覧で可
次点 スマホ決済の利用履歴。PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAYなどは月別の利用が見える画面がある
次点 交通系ICの履歴。通勤や日常の移動が現金かチャージかの切り分けに使える
次点 家賃、通信、保険、サブスクの支払いが分かる画面。メールの請求通知やアプリの支払い履歴でも可
できれば 借入先ごとの残高と返済日の画面。消費者金融の会員ページ、カードローンのアプリ、督促メールの本文など

提出する形は印刷よりスクショ整理が強い

家族に内緒の場合、紙を増やすほどリスクが上がります。スクリーンショットを撮り、スマホのアルバムで1つのフォルダにまとめる方が安全です。

フォルダ名は「買い替え候補」など無難な名前にしておくと、見られたときのダメージを下げられます。借金や返済という単語をフォルダ名に入れない方が無難です。

スマホだけで作る1か月の簡易家計表の作り方

家計簿の代わりに出すものとして強いのが、1か月分を再現した「簡易家計表」です。完璧さより、相談で使える粒度に整えるのが目的です。

目安は、直近の1か月です。たとえば相談日が月の中旬なら、前月16日から当月15日のように区切ると作りやすいです。

まずは固定費だけを先に埋める

  1. 家賃、住宅ローン、管理費の支払い履歴を開く
  2. 通信費はスマホ代とネット回線を分け、引き落とし日と金額をメモする
  3. 保険、サブスク、定期購入は、請求メールやアプリ履歴から月額を拾う
  4. 子どもの習い事、学童、保育料など毎月決まって出るものも固定費に入れる

固定費が埋まると、残りが生活費と返済に回る範囲として見えてきます。ここが空欄だと、相談先は毎月の余力を計算できません。

次に変動費はカードとスマホ決済で合計を作る

支払い手段 やること
クレジットカード 月別の合計を出す。明細を「食費」「日用品」「交通」「医療」「その他」に5分類する
スマホ決済 利用履歴で月合計を出す。チャージ型ならチャージと利用のどちらを計上するかを決める
EC決済 通販はアプリ購入履歴で月合計を出す。定期便は固定費側に寄せる

チャージ型の決済は二重計上が起きやすいです。チャージした金額を生活費として数えるなら、利用履歴は合計に入れず、使い道の説明だけに回す方が混乱が減ります。

最後に現金を1行で置く

現金支出は詳細が分からなくても動けます。通帳から「現金を引き出した合計」を拾い、現金生活費として1行で置きます。

ただし、返済のために現金を引き出している場合は、そこだけ切り分けが必要です。次の章で、現金の穴埋めと切り分けを扱います。

現金払いが多い人の穴埋め方法とズレたときの直し方

家計簿がない人がつまずくのは、現金の中身です。ここは「推測でそれっぽく」ではなく、ズレたときに説明できる作り方にしておくと、相談先の信用が落ちにくくなります。

現金生活費は引き出し合計から作る

  1. 生活費を出している口座の明細から、対象1か月のATM引き出しを全部拾う
  2. 拾った金額を合計して「現金生活費」として置く
  3. 引き出しの中に返済や家賃の手渡しが混ざっているなら、その分だけ別行で控除する

引き出しが細かくて面倒なら、週ごとの合計にしても使えます。相談先が見たいのは「毎週どれくらい現金が消えるか」という感覚です。

ズレが出たときの典型パターンと修正のしかた

ズレの原因 直し方
チャージ型決済の二重計上 チャージ側だけを計上し、利用明細の合計は参考扱いにする
同じ支払いが別口座から落ちていた 家賃や保険は支払い口座を固定費一覧で再点検し、重複を削る
現金引き出しの一部が貯金や立替だった 貯金は別枠に出し、立替は戻ってくる入金があるか明細でセット確認する
返済を現金で払っていた 返済の支払い証跡を探し、返済は返済枠へ移して生活費から外す

大事なのは、数字が1円単位で合うことではなく、ズレの理由が言える状態です。理由が説明できると、相談側は現実的な計画に落とし込みやすくなります。

相談当日に伝える言い方と出し方のコツ

家計簿がないことを隠そうとすると、話がぎこちなくなりがちです。最初に一言で状況を置き、そのあとに代替資料を出す順番にすると、空気が重くなりにくいです。

最初の一言で不安を減らす言い回し

  • 家計簿はつけていません。その代わり、直近1か月の口座明細とカード明細から簡易家計表を作ってきました
  • 現金払いが混ざるので、現金はATM引き出し合計で置いています。ズレそうな点はメモしてあります
  • 家族に内緒なので、紙は持たずスマホのスクショで見せられる形にしています

出す順番は返済と生活の両方が見える並びにする

  1. 借入先ごとの残高と返済日が分かる画面を見せる
  2. 返済が引き落とされている口座明細で、返済額の実績を見せる
  3. 簡易家計表を見せて、固定費と生活費の目安を説明する
  4. 現金の扱い方と、ズレるかもしれない点のメモを添える

相談先から詳しい内訳を聞かれたら、答えられる範囲で十分です。分からないのに断定すると後で整合が取れなくなります。分からない部分は「現金生活費の中で内訳は不明」と明確に区切った方が安全です。

家族に内緒で資料を集める保管と共有の工夫

家計簿がない人ほど、資料集めでスクショが増えます。同居家族に見られたくない場合、集め方そのものを安全寄りに設計しておくと気持ちが楽になります。

スマホ内の保管ルールを先に決める

場面 安全寄りのやり方
スクショの保存先 専用アルバムを作り、名称は趣味や家電など無難な言葉にする
通知の対策 銀行アプリやカードアプリの通知を一時的にオフにし、ロック画面に内容が出ない設定に寄せる
ファイル共有 メール添付ではなく、相談先の案内に従いアップロード型があるならそちらを優先する
履歴の残り方 ブラウザの自動入力や検索履歴が気になるなら、プライベートブラウズを使う

相談直前にやりがちな失敗と回避

  • 印刷して家に置き、家族に見られる。紙は増やさずスマホで提示する
  • フォルダ名に借金や返済の単語を入れ、見つけられる。無難な名称に寄せる
  • 相談先に送る前にスクショの上部に口座番号が丸見え。必要部分だけトリミングして共有する
  • 夜中に作業して通知が出る。通知設定を見直し、作業時間帯を決める

ただし、トリミングしすぎて日付や入出金の相手先が消えると、資料として弱くなります。隠すのは口座番号などで、日付と金額は残す方が相談が進みます。

まとめ

家計簿がなくても、通帳やカード明細などの履歴と、直近1か月を再現した簡易家計表があれば借金相談は進められます。現金払いが多い場合も、ATM引き出し合計で現金生活費を置けば形になります。

準備は、給与口座と返済口座の明細、カード明細、スマホ決済履歴の順にそろえ、固定費から先に埋めると迷いにくいです。分からない部分は断定せず、現金生活費としてまとめて説明できる形にしておくと当日の会話がラクになります。

債務整理に強いおすすめ事務所ランキングの事務所では、家計簿がない状態からの資料整理や相談時の伝え方についての相談もできるので、家族に内緒の進め方に合った次の一歩を検討してみてください。

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日本リーガル司法書士事務所の代表司法書士 計良宏之

日本リーガル司法書士事務所

監修者:代表司法書士 計良 宏之

東京都荒川区東日暮里5-17-7 秋山ビル1階

東京司法書士会所属 第8484号
簡裁訴訟代理等関係業務認定会員 第1201114号

借金問題・債務整理に関する情報を、できるだけわかりやすく整理してお伝えしています。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。状況により最適な対応は変わるため、不安が強い場合は早めに専門家へ相談してください。

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