口座が複数で通帳もバラバラなとき返済の出入りだけ抜き出す手順
口座が何個もあって通帳も散らばってる 返済の出入りだけ拾える?
借金の返済をしている口座が複数あります。給与口座から引き落とされるものもあれば、別の口座から振込しているものもあって、通帳もバラバラです。1つの銀行はアプリがあるけど、もう1つはネット明細の見方がよく分からず、紙の通帳も見つかりません。
今週中に司法書士へ相談予約を入れたので、準備として「返済に関係するお金の出入りだけ」を抜き出して一覧にしたいです。生活費や買い物の履歴まで全部見返す時間はなく、家族にも見られたくないので印刷も避けたいです。スマホ中心で、どこを見てどうまとめれば漏れが出にくいですか。
口座ごとに明細を集めて返済だけを3分類に仕分けすれば漏れにくい
口座が複数で通帳も揃っていない状態だと、返済の履歴が点在して見つからず、不安が強くなりやすいです。しかも相談準備となると、全部の入出金を追うのは現実的ではありません。
最初から「返済に関係する出入りだけ」に絞り、口座別に明細を集めて、口座振替と振込と現金系の3分類に仕分けすると、短時間でも抜け漏れが減ります。通帳がない口座も、アプリやネット明細の期間指定で代替できます。
この記事では、スマホ中心で明細を拾う順番、返済取引を見分けるキーワードの作り方、一覧化の型、通帳が出てこない場合の代替ルート、家族に見られない運び方までを、あなたの状況に寄せて整理します。
この記事でわかること
「口座が複数」「通帳が揃わない」「返済方法が引落しと振込で混在」だと、返済の全体像が見えず、準備が止まりがちです。ここでは、相談前の短い時間でも形にできるよう、作業を細かく分解します。
やることはシンプルで、口座ごとに明細を集め、返済に関係する取引だけを拾って、一覧表に落とすだけです。生活費の細かい分析は後回しにしても、返済に関する出入りは十分まとめられます。
返済の出入りの範囲を先に決めて探す対象を減らす
最初に「何を返済の出入りとして拾うか」を決めると、明細を見たとき迷いが減ります。あなたのように、給与口座と別口座を使い分けている場合、拾う対象が広がりやすいので、範囲決めが先です。
ここでのゴールは、司法書士などへ見せても伝わる「返済の流れの骨格」を作ることです。買い物や家賃など生活費の出入りは、今回は原則として拾いません。
拾う対象を3分類に固定する
| 分類 | この分類に入れる取引 |
|---|---|
| 口座振替 | カードやローンの引き落とし、毎月の自動引落し。明細に会社名や収納代行名が出ることが多い |
| 振込 | 銀行振込で返済したもの。明細に振込先名、摘要にカタカナ名が残ることが多い |
| 現金系 | ATM出金して窓口やコンビニで支払った可能性があるもの。明細上は出金だけになりやすい |
期間は相談準備として現実的な長さにする
期間を長くしすぎると作業が破綻します。まずは「直近6か月」から着手し、余力があれば12か月へ広げる順番が現実的です。相談日が今週中など急ぐ場合は、直近3か月でも骨格は作れます。
- 直近6か月 返済が毎月ある前提なら、ほぼ全社分が1回以上出てくる
- 直近12か月 会社名表記の揺れや臨時返済も拾いやすい
- 直近3か月 緊急の相談準備向け。抜けは後で追加する前提で割り切る
先にメモする6項目で迷いを消す
明細を開く前に、スマホのメモに次の6項目だけ書きます。口座が複数で通帳が散らばっているときほど、探す軸が必要です。ここが空欄でも構いませんが、書けるところだけ埋めます。
- 返済している心当たりの会社名またはサービス名
- 引落し日または支払日として覚えている日付帯 例 毎月27日前後
- 支払い方法 口座振替 振込 コンビニ払い アプリ払いなど
- 使っている口座の候補 例 給与口座A 生活費口座B 返済用口座C
- 月あたりの返済額の目安 例 1社1万から2万円台
- 家族に見られたくない制約 例 印刷不可 共有PC不可 通知は消したい
口座別に明細を集める スマホで取れる順番
次は明細の回収です。通帳が見当たらない口座が混ざっていても、アプリやネット明細が使えれば「返済の出入りだけ」拾えます。複数口座のときは、作業順を固定すると混乱が減ります。
おすすめの順番は、返済が出ていそうな口座から先にやることです。給与口座は入金が多く明細が流れやすいので、返済専用や生活費口座があるならそちらを先に回収します。
口座ごとの回収手段を決めてから開く
| 口座の状態 | スマホでの回収ルート |
|---|---|
| 通帳あり | 通帳の取引欄を日付順に見て、返済っぽい行だけメモ 可能ならアプリで同期間の明細も開く |
| 通帳なし アプリあり | 入出金明細を期間指定して表示。検索機能があればキーワードで絞る。スクリーンショットかCSV出力ができるか確認 |
| 通帳なし アプリなし | ネットバンキングで入出金明細を期間指定。スマホブラウザでログインし、明細を月別に表示して拾う |
1口座につき3ステップで同じ形にそろえる
口座ごとに操作が違うので、やることだけ同じに揃えます。各口座で次の3ステップだけを実行し、結果を同じ場所に保存します。
- 期間を決める 例 直近6か月。月表示があるなら6回分の画面を開く
- 返済っぽい行だけ拾う 引落しや振込先名が見える状態で記録する
- 保存する スクリーンショットに統一するか、CSVが取れる口座だけCSVにする
スクリーンショット運用なら、スマホのアルバムで「返済用」という新規アルバムを作り、口座ごとに同じ順で保存すると探しやすいです。通知で家族に見えるのが不安なら、保存後に銀行アプリの通知設定だけ先に見直します。
口座が多いときの取り違え防止ラベル
口座A B Cがあると、どの明細か分からなくなりがちです。スクリーンショットの1枚目に、口座名の代わりに自分だけ分かるラベルを入れます。
- 給与口座は「A給」
- 生活費口座は「B生」
- 返済用口座は「C返」
- ネット専用口座は「Dネ」
スクリーンショットの冒頭に「A給 2025年10月」などのメモ画像を1枚挟むと、後で一覧化するとき迷いが減ります。家族に見られても意味が通らないよう、銀行名やカード名は書かずラベルだけで十分です。
返済取引を見つけるための検索語と目印の作り方
明細を開いても、会社名がそのまま出ないことがあります。収納代行名やカタカナの略称、決済代行が表示されると、返済かどうか迷います。ここでは「返済っぽさ」を判定するための目印を先に作ります。
あなたのケースでは、口座振替と振込が混在しているので、検索語のセットを用意して同じ基準で拾うのがコツです。
まずは摘要に出やすい語を短く持つ
| 目的 | 明細で探す語の例 |
|---|---|
| 引落し系を拾う | 引落 口座振替 振替 収納 料金 クレジット カード リボ 分割 |
| 振込返済を拾う | 振込 フリコミ キンユウ コウザ 返済 シハライ |
| 現金系の候補 | ATM 出金 現金 引出 |
会社名が出ない取引を拾うための判定ルール
迷う取引は、次の3点のどれかに当てはまれば「返済候補」として拾っておき、一覧側で後から確定します。最初から確定しようとすると止まります。
- 毎月ほぼ同じ金額で同じ時期に出ている
- 摘要が「収納」や「口座振替」など返済系の語を含む
- 金額が1万円台から数万円台で、あなたの返済感覚に近い
逆に、コンビニやスーパーなど明らかな買い物の店名が出ているものは、今回は除外します。生活費まで拾い始めると、目的が変わって時間が溶けます。
振込は摘要よりも相手先名のカタカナを優先する
振込返済は、摘要にあなたの入力したメモが残らないことがあります。その場合でも、振込先名のカタカナや略称が残ることが多いので、そこを写します。
- 振込行を開いて、相手先名が表示される詳細画面へ進む
- 相手先名、金額、日付の3点を必ずセットで記録する
- 自分のメモ欄に「返済かも」を付けておく
相談準備では、相手先名が正確に分からなくても、カタカナの断片があるだけで追跡しやすくなります。記憶頼みより、明細の文字を優先します。
拾った取引を漏れにくい形で一覧にまとめる
明細から拾った情報は、一覧にした瞬間に価値が出ます。口座が複数で通帳がバラバラなときは、一覧の「列」を固定すると、後から足しても崩れません。
紙に書くと家族に見られる不安があるなら、スマホのメモアプリでも十分です。できれば、1行を短くし、口座ラベルを必ず入れます。
一覧の型は8列に固定する
| 列名 | 書く内容 |
|---|---|
| 日付 | 2025/10/27 のように年月日 |
| 口座ラベル | A給 B生 C返 など |
| 分類 | 口座振替 振込 現金系 |
| 相手先表示 | 明細に出た会社名やカタカナをそのまま |
| 金額 | マイナスは付けず金額だけ。出金は分類で分かる |
| 備考 | 毎月固定 臨時 返済かも など短いメモ |
| 証拠 | スクショ番号 例 A給10月1枚目 |
メモに貼れる行テンプレを作ってコピペ運用
スマホだけで進めるなら、行テンプレを作ってコピペすると早いです。次の形でメモの先頭に置き、拾った分だけ増やします。
- 2025/10/27 A給 口座振替 相手先 19800 毎月固定 証拠A給10月
- 2025/11/05 C返 振込 相手先 12000 返済かも 証拠C返11月
- 2025/11/12 B生 現金系 ATM出金 30000 コンビニ払い候補 証拠B生11月
このテンプレだと、後で並べ替えなくても、日付と口座と分類で話が通ります。相手先が曖昧でも、証拠のスクショがあれば補えます。
漏れやすいのは月末と月初 そこだけ追加で目視する
返済の引落しは、27日や月末、月初に集中しがちです。口座が複数だと、月をまたいで見落としやすいので、一覧を作ったら次の2か所だけ追加で目視します。
- 各月の25日から月末までの出金の並び
- 各月の1日から5日までの出金の並び
この範囲で「毎月同じ金額」の取引が複数見つかったら、返済が複数社あるサインです。1社分だけ拾って安心しないよう、同じ月に複数本あるかまで見ます。
通帳が見つからない口座と現金払いが混ざる時の補強策
通帳が見つからない口座があると「そこに返済があるかも」と不安になります。さらに、ATM出金してコンビニ払いをしている場合、明細上は出金しか残らず、返済と結びつきにくいです。
ここでは、通帳なしと現金系の弱点を補うために、追加でやる作業を最小限に絞ってまとめます。
通帳がない口座は月ごとの合計で当たりを付ける
明細を全部追えないときは、月ごとの返済っぽい出金の合計だけでも作ります。合計が作れれば、別口座との重複や抜けを検知しやすいです。
| 作るもの | やり方 |
|---|---|
| 月別返済合計 | その月の口座振替と振込の金額を足して「A給 10月 返済合計」などにする |
| 現金系合計 | ATM出金のうち返済候補だけを足して「B生 10月 現金候補」などにする |
合計は正確でなくても構いません。相談時に、月あたりの返済負担を説明する材料になります。数字があるだけで会話が進みます。
現金系は出金の直後に別証拠がないか探す
ATM出金が返済に使われたかを確定するのは難しいです。なので、確定ではなく「候補の強さ」を上げる探し方にします。
- 出金の当日または翌日に、カード会社やローン会社からSMSやメールが届いていないか
- コンビニ支払いをしたアプリの履歴が残っていないか
- 同じ金額の出金が毎月繰り返されていないか
- 出金のメモをスマホに残していないか 例 返済 1.5万
見つかったら、一覧の備考に「コンビニ履歴あり」「SMSあり」など短く追記します。出金だけで断定すると、生活費と混ざって誤認が起きやすいです。
どうしても空白が残る口座は空白として管理する
通帳もアプリも用意できない口座がある場合、無理に埋めにいくと作業が止まります。その口座は「未回収」として一覧に明示し、相談時に補足します。
- 口座ラベルだけ作り、備考に「通帳未発見 ネット未登録」などと書く
- 返済が出ていそうな根拠があれば一言添える 例 以前ここから引落し設定したかも
- 他口座の返済一覧は完成させて先に持っていく
未回収を隠すより、見える化した方が次の手当てが早いです。完成度より進捗を優先します。
家族に見られず相談に持っていく提出セットの作り方
家族に見られたくない制約があると、印刷や紙の整理が難しくなります。その代わり、スマホだけで持ち出せる「提出セット」を作っておくと安心です。
提出セットは、一覧と証拠のスクショと、口座の全体像を示すメモの3点に分けます。全部を1つにまとめようとすると崩れます。
提出セットは3フォルダに分けて迷子を防ぐ
| フォルダ名 | 中身 |
|---|---|
| 01返済一覧 | flow04で作った行テンプレの一覧。メモアプリの1ページに集約 |
| 02明細スクショ | 口座別に保存したスクリーンショット。冒頭に口座ラベルのメモ画像を入れている状態 |
| 03未回収メモ | 通帳がない口座、現金系で不明な点、家族バレの制約などを短文でまとめたもの |
相談時に伝える順番だけ決めておく
面談や電話だと、説明の順番で詰まることがあります。次の順番で話すと、口座が複数でも伝わりやすいです。
- 口座はA給 B生 C返の3つを使っている
- 返済は口座振替と振込が混在している
- 直近6か月の返済一覧を作った スクショもある
- 未回収の口座が1つある 現金系が一部不明
- 家族に見られない形で連絡や資料の扱いをしたい
この順番なら、あなたが抱えている制約も自然に伝わります。家族バレ回避を最初に言いすぎると話が逸れやすいので、最後に条件として添える形が使いやすいです。
その場で聞かれやすい質問への短文回答を用意する
返済の出入りを抜き出していくと、相談先で聞かれやすい質問が見えてきます。短文で答えられるよう、メモに用意しておくと安心です。
- 返済の引落し日は毎月27日前後が多い
- 振込は月1回か2回で、金額は1万円台が中心
- 通帳がない口座が1つあるが、ネット明細の登録がまだ
- ATM出金でコンビニ払いをした可能性がある月がある
- 印刷はできないのでスマホ提示が中心になる
このメモがあるだけで、質問に詰まって余計なことを話しすぎるのを防げます。言い間違いで話が戻ると疲れやすいので、短文の用意が効きます。
まとめ
口座が複数で通帳もバラバラな状況でも、返済に関係する出入りだけは「口座振替」「振込」「現金系」の3分類に固定し、口座別に明細を集めれば形にできます。全部の入出金を追わず、直近6か月から作ると、短時間でも骨格が出ます。
拾った取引は、日付と口座ラベルと分類を必ず入れた8列の一覧にし、証拠はスクショで紐づけると、後から追加しても崩れません。通帳が見つからない口座や現金系の不明点は、無理に埋めず「未回収」「候補」として見える化しておくと、止まらず進める運びになります。
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