借金相談の相談先を変えるとき 引継ぎで必要になる情報のまとめ方
別の事務所に変えたいけど また最初から説明し直しですか?
借金の相談を一度したのですが、返事が遅かったり電話の時間帯が合わなかったりして、相談先を変えたいです。
すでにLINEやメールで明細の写真や借入先の情報を送っていて、もう一度同じ話をするのがつらいです。引継ぎで渡す情報は何をどうまとめればいいですか。
債権者一覧と経緯メモを1つにまとめれば引継ぎはスムーズです
一度話した内容をまた説明するのは、精神的にも時間的にも負担が大きいですよね。支払日が近いほど焦りも強くなります。
引継ぎでは、各社の情報を並べた「債権者一覧」と、いつ何をしたかの「経緯メモ」をセットにすると、別の事務所でも状況を早くつかめます。
この記事では、契約前後で変わる整理の順番、引継ぎ用シートの作り方、LINEやメールのやりとりの残し方、初回で伝える要点をまとめます。
この記事でわかること
今いる位置を決める 契約前か契約後か
まず見る書類は見積書か委任契約書か
引継ぎの作業量は、「まだ無料相談の段階」か「委任契約まで進んだ段階」かで変わります。手元のメール添付や封筒の中に、見積書だけなのか、委任契約書や委任状まであるのかを探します。
| 状態 | 引継ぎでやること |
|---|---|
| 無料相談のみ | 新しい事務所へ渡すのは資料一式とメモ中心。旧相談先へ返却依頼が必要になる場面は少なめ。 |
| 委任契約済み | 二重依頼を避けるため、契約内容と解約の扱いを先に整理。受任通知が出ているかも確認。 |
| 受任通知が出た後 | 債権者の連絡窓口が旧事務所のままになりやすいので、切替の手順を新しい事務所側に先に伝える。 |
支払日が近いときは期限情報を先に抜き出す
例えば「クレジットカードの引落が5日後」「督促状が家族に見つかりたくないので郵送が怖い」など、時間制約や家族バレ条件は、引継ぎの最優先情報です。後の工程で資料を整えるとしても、期限だけは先に書き出します。
引継ぎ用の基本情報シートを先に作る
1枚にまとめると初回の聞き取りが短くなる
相談先を変えるときは、資料を何十枚渡すよりも、最初に「全体像の1枚」を作るほうが早いです。スマホのメモでも紙でも構いません。
| 項目 | 書き方の目安 |
|---|---|
| 本人情報 | 氏名、生年月日、住所、連絡しやすい手段(例 メール中心、電話は平日19時以降は不可) |
| 家族バレ条件 | 郵送物の可否、固定電話への連絡可否、在宅時間帯 |
| 収入と支出 | 手取り月収、ボーナス有無、家賃、生活費、毎月の返済総額 |
| 借金の規模 | 借入先の社数、合計残高の概算、滞納の有無 |
| 直近の期限 | 次の支払日と金額、再引落の有無、内容証明や特別送達の有無 |
| 前の相談内容 | 提案された方向(例 任意整理の見込みと言われた、個人再生も検討と言われた)、見積の金額や分割案 |
旧相談先へ渡した情報も書く
前の相談先に、借入先の一覧を送ったのか、信用情報(CICなど)を取り寄せて送ったのか、明細アプリの画面写真を送ったのか。これを1行で残すと、新しい事務所が追加で必要なものを判断しやすくなります。
債権者一覧に入れる項目と埋め方
表にすると漏れが減る
引継ぎで一番効くのが債権者一覧です。各社の「特定できる情報」と「いま困っている期限」を同じ行に入れます。
| 項目 | メモの例 |
|---|---|
| 会社名 | カード会社、消費者金融、銀行、後払い、保証会社など |
| 契約の手がかり | 会員番号、カード番号の下4桁、契約番号、アプリID |
| 残高 | 直近明細の「利用残高」「借入残高」 |
| 毎月の支払 | 引落日、金額、引落口座(銀行名だけでも) |
| 滞納状況 | 未払い月、督促の有無、遅延損害金が増えているか |
| 連絡状況 | 電話が来た時間帯、SMSが来た、郵送物が来た |
分からない欄は空白で残し 手がかりだけ置く
「残高が不明」「契約番号が不明」でも、アプリ名やログイン画面、カードの下4桁、メールの件名があれば追えます。空白を埋めるために推測で書くより、誤った情報で走るリスクを避けて、手がかりだけ残します。
経緯メモで二度手間を減らす書き方
時系列は7行で足りる
相談先を変えると「何が起きて今どうなっているか」を最初に聞かれます。長文にせず、日付と出来事だけを並べます。LINEのやりとりが多い人ほど、時系列メモがあると会話が短くなります。
- いつ頃から返済がきつくなったか(例 9月から残業が減り手取りが下がった)
- 滞納が始まった月(例 11月分の引落が残高不足)
- 督促の種類(例 SMSが来た、郵送の封筒が届き始めた)
- 前の相談先に相談した日(例 12月上旬に無料相談)
- 前の相談先から言われた内容(例 任意整理の方向、見積は着手金と分割回数)
- 旧相談先に送った資料(例 明細写真、信用情報、通帳アプリの入出金)
- 次の支払期限と、間に合わない見込みかどうか
新しい事務所が迷うポイントは先に書く
例えば「電話が家族にバレるのでメールだけで進めたい」「郵送物が来ると困る」「今月だけどうしても払えないが来月は入金予定がある」など、進め方に直結する条件を最後に2行足します。条件が明確だと、提案のズレが減ります。
LINEや書類写真を渡すときの整理と守り方
フォルダは3つに分けて名前で迷わせない
スマホ内のデータが散らばっていると、渡す側も受け取る側も疲れます。フォルダ分けだけ先に作って、写真を移動します。
- 01 債権者別の明細(会社名ごとにまとめる)
- 02 督促の証拠(SMS画面、封筒の写真、内容証明の表紙)
- 03 前の相談先とのやりとり(メール、LINEの要点スクショ、見積書)
送る前に削る情報と残す情報を決める
スクショは便利ですが、通知欄に家族の名前や別アプリの通知が映り込むことがあります。送る前にトリミングし、必要な部分だけ残します。特に住所や口座番号は、求められてから出すほうが安全です。
一方で、債権者の特定に効く「会員番号」「契約番号」「下4桁」「支払日」「請求額」は残します。ここが欠けると、照会に時間がかかりやすいです。
新しい事務所の初回で伝える順番と聞くこと
最初の30秒で言うことを固定する
初回のやりとりは、言う順番を決めておくと詰まりません。電話でもメールでも同じです。
- 借入先の社数と合計残高の概算
- 直近の支払期限と、支払える見込み
- 家族バレ条件(郵送と電話の可否)
- 前の相談先で話した方向性と、契約の有無
- 債権者一覧と経緯メモを作ってあること
聞き返すと判断が早くなる3つ
相談先を変える場面では、やり直しの不安を減らす質問が合います。
- 資料の受け渡し方法は何が推奨か(メール、専用フォーム、郵送の可否)
- 受任通知を出すタイミングの目安と、出るまでの支払いの扱い
- 旧相談先と契約済みの場合、切替までに起きやすいトラブルと回避策
聞く内容を絞ると、比較が「雰囲気」ではなく「手順の相性」でできます。相性が良い進め方が見えた事務所に寄せるのが現実的です。
まとめ
相談先を変えるときは、資料の山を渡すより「債権者一覧」と「経緯メモ」を先に作るほうが、説明のやり直しを減らせます。電話の時間帯や郵送物の可否など、あなたの生活条件も一緒に書くと話が早く進みます。
契約前か契約後かで整理の順番は変わるので、見積書なのか委任契約書なのかを最初に分けてください。支払日が近い場合は、期限情報だけ先に抜き出して、新しい事務所の初回で最初に伝える形に寄せます。
債務整理に強いおすすめ事務所ランキングの事務所では、相談先を変えるときの資料のまとめ方や連絡方法の希望についても相談できるので、状況に合った次の一歩を検討してみてください。
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※本記事は一般的な情報提供を目的としています。状況により最適な対応は変わるため、不安が強い場合は早めに専門家へ相談してください。


