借金返済で利息しか払えていないと感じるとき完済時期を自分で出す手順

毎月払ってるのに元金が減らない いつ終わるの?

クレジットカードのリボと消費者金融があって、毎月の最低返済額だけ払っています。支払いはできているのに、明細を見ると利息ばかりで残高があまり減りません。

手元にあるのはアプリの明細だけで、契約書は探しても見つかりません。家族に内緒なので郵送物も増やしたくないです。このままの返済を続けたら、いつ終わるのか自分で計算できますか。

数字の集め方と計算の型を押さえれば完済の目安は出せる

毎月きちんと払っているのに終わりが見えない状態は、精神的にかなり削られます。明細の残高がほとんど動かないと、この先ずっと続くように感じてしまいます。

ただ、利息が大きく見えるだけなのか、返済額が利息と同額で元金が止まっているのかで、結末は変わります。アプリ明細だけでも必要な数字を拾えば、完済時期の目安は出せます。

この記事では、スマホ明細から拾う数字、完済までの概算の出し方、返済額を上げるときの順番、カード会社や貸金業者に聞く台本、増額しても厳しいときの分岐までを、家族に内緒の前提で整理します。

この記事でわかること

アプリ明細で元金が止まっているかを10分で切り分ける

「利息しか払えていない」と感じるとき、まずやるのは気持ちの整理ではなく、明細のどこで判定するかを固定することです。見たいのは残高の推移と利息の内訳です。

リボとカードローンで見る項目が少し違う

借入の種類 明細で探す表示名と見る順番
クレジットのリボ 利用残高 または リボ残高 次に 当月支払内訳の 利息 手数料 と 元金 充当
カードローン 消費者金融 借入残高 次に 返済内訳の 利息 と 元金 返済 さらに 約定返済額 最低返済額

元金が止まっているサインと動いているサイン

  • サインが危ない形 毎月の返済額と利息がほぼ同じで、残高が月をまたいでもほとんど変わらない この形だと完済が極端に伸びます
  • サインがまだ救える形 利息が大きく見えても、元金充当が毎月数千円でも出ていて残高が一定のペースで減っている
  • 見落としがちな例 リボの支払コースが低額に設定され、利用残高が増えた月だけ利息が跳ねて見える

今日のうちにメモしておく数字はこの4つ

アプリに表示がある範囲で足ります。紙の契約書がなくても、次の4つをメモアプリに残します。家族に見られたくないなら、メモのタイトルを家計やサブスク等にして中身だけ数字にする方法もあります。

  1. 現在残高 リボ残高または借入残高
  2. 年率または実質年率 表示がなければ直近の利息と残高から後で推定する
  3. 毎月の約定返済額 最低返済額でもよい
  4. 直近1回の返済内訳 利息と元金の金額

完済がいつかを出すために数字を揃えてざっくり計算する

完済時期は厳密計算より、まずは意思決定に足りる精度を出すのが先です。ここでは電卓でできる概算に落とします。今の返済が続くと何年かかるのか、返済額を増やすと何が変わるのかが見える形にします。

まずは月の利息を1つだけ計算してみる

年率が分かる場合、月の利息は概算でこう置けます。月利は年率を12で割って作ります。たとえば年率18パーセントなら月利は約1.5パーセントです。

計算式 月の利息の目安 現在残高 × 年率 ÷ 12
残高80万円 年率18パーセントなら 80万円 × 0.18 ÷ 12 で 約1万2000円

この月の利息と、あなたの毎月の返済額を比べます。返済額が利息と同じか下回ると、元金は減らないか増えます。返済額が利息以下の月が続く状態は、終わりが見えない原因そのものです。

完済時期の概算は元金の減り幅で出す

厳密な返済表を作らなくても、直近の明細があれば元金の減り幅が分かります。直近の返済で元金がいくら減ったかを見て、同じペースが続くと仮定して割り算します。

必要な数字 現在残高 と 直近の元金充当額
概算 完済までの回数 現在残高 ÷ 直近の元金充当額
残高80万円 元金充当が毎月3000円なら 80万円 ÷ 3000円 で 約267回 つまり約22年

この例のように年単位が見えたら、あなたの違和感は数字で裏付けられています。逆に、元金充当が毎月2万円なら 80万円 ÷ 2万円 で約40回、約3年4か月です。同じ残高でも見え方は変わります。

利息しか払えていないときに起きやすい落とし穴

  • 最低返済額に合わせて生活が固定され、ボーナス月の増額が先延ばしになる
  • アプリで追加借入やリボ増枠が目に入り、今月だけのつもりで残高が増える
  • 支払日が毎月27日など固定で、残高不足の不安から現金を手元に残し返済を下げる
  • 家族に内緒で郵送停止を優先し、返済条件の見直しに踏み込めない

ここまでの計算は、あなたが次に何を変えるべきかを決める材料です。次の章では、返済額を増やすときにどこへ当てると利息が早く減るかを、リボとカードローンを混在させた前提で整理します。

増額するなら先に利率が高いところへ当てて利息の発生源を削る

毎月の支払総額をいきなり大きく増やせなくても、増やせる分をどこへ振るかで完済時期は変わります。ここでは、リボとカードローンが両方ある前提で、増額の当て方を具体化します。

増額を当てる優先順位を決める3つの基準

基準 見る場所と判定の言い方
金利が高い 実質年率が高い方から 不明なら月利息が重い方を先にする
元金が止まっている 元金充当が数千円以下のものを優先して増額を載せる
追加利用しやすい リボのカードを日常決済に使っているなら、先に利用停止や支払い方法の入替をして残高増を止める

リボに増額を入れるときの現実的なやり方

リボは支払コース変更や臨時増額返済が選べることが多いです。アプリの支払い変更画面で、コース変更の締切日が出る場合があります。締切を過ぎると翌月扱いになり、今月の利息は減りません。

  • コースを上げる場合 毎月の固定支払を上げて自動で元金を削る
  • 臨時返済が可能な場合 給料日後などに追加で元金を直接減らす
  • カードを使い続ける場合 決済用のカードを別にし、リボ残高が増える導線を切る

カードローン側に増額を入れるときの注意

カードローンは約定返済を超えて返済できる方式があります。繰上返済をしても、次回の約定返済が自動で下がるタイプだと、気づかないうちにまた最低返済に戻りがちです。増額した分を固定したいなら、次の章の電話台本で、約定返済額の扱いを必ず聞きます。

電話が苦手でも短時間で済む聞き取り台本とメモの取り方

家族に内緒の状況だと、長電話や折り返しは避けたいはずです。ここでは、昼休みの10分で済ませる前提で、聞くことを固定します。目的は感情の吐き出しではなく、返済条件と手続き期限を取りに行くことです。

通話前に手元へ置くものとメモの型

  • スマホ明細の画面 会員番号や契約番号が出るページ
  • 今月の支払日と支払方法 口座振替かATMかアプリ払いか
  • メモ欄 質問と回答を1行で残す 例 支払コース変更締切 毎月何日

聞く質問は5つだけに絞る

質問 回答がこうなら次にやること
今の年率は何パーセントか 高い方へ増額を寄せる判断材料にする
約定返済額を上げる手続きは可能か 可能なら締切日と反映月を聞き、今月間に合うか決める
臨時返済 繰上返済はどの方法でできるか アプリかATMか振込かを固定して、次回から迷わないようにする
増額しても次回の約定返済は下がらないか 下がるなら、増額分が消えるので固定支払の変更も検討する
郵送物を増やさずに手続きできるか Web完結の範囲を確認し、家族バレ導線を避ける

そのまま読める短文台本

最初の一言で要件を絞ると、不要な説明を求められにくいです。次の形で十分通じます。

  • 冒頭 会員番号を伝えた後 返済額を増やして完済までの期間を短くしたい 今できる手続きと締切日だけ教えてほしい
  • 年率確認 今の実質年率は何パーセントか 明細で見つけられなくて
  • 増額方法 支払コース変更と臨時返済はどちらが早く反映されるか
  • 郵送回避 郵送物が増えると困るのでWebだけでできる範囲を教えてほしい

この章で得るのは、締切日と反映タイミングです。締切を逃すと1か月分の利息を余計に払う形になるので、次の章で今月の増額枠をどう作るかに進みます。

今月からの増額枠を作るために支出を3つだけ動かして固定する

完済が遠いと分かったとき、いきなり大きな節約は続きません。ここでは、家族に内緒で動かしやすい支出だけに絞り、毎月の返済へ上乗せする枠を作ります。増額が月5000円でも、元金が止まっている状態から抜け出せるなら効果があります。

家族に気づかれにくい支出から先に動かす

支出の例 今月からできる変え方
サブスク 解約ではなく一時停止やプラン変更にして反動を減らす
通信費 オプション外し 動画 音楽の重複を止める
コンビニ 週の上限を決めてプリペイドや現金封筒で枠を切る

増額枠を返済へ確実に乗せる2つの方法

  • 固定で上げる 支払コース変更が可能なら毎月の約定返済額を上げ、増額枠が勝手に貯金へ逃げないようにする
  • 給料日後に臨時返済 給料日の翌日など日付を固定し、アプリの入金履歴が習慣の証拠になる形にする

やってはいけない穴埋め行動

増額を作る時期は、誘惑も強くなります。次の行動は完済をさらに遠ざけます。

  • 増額のための追加借入 利息の発生源を増やしてしまう
  • リボの枠を広げて安心する 返済額が変わらなければ期間は伸びるだけ
  • 返済のためにクレジットの後払いを増やす 別の支払日に皺寄せが移る

この章で作った増額枠を、前の章で決めた優先順位どおりに当てると、完済までの年数が現実的な範囲へ近づくことがあります。それでも数字が動かない場合は、次の章の分岐に進みます。

増額しても完済が10年以上に見えるときは打ち手を切り替える準備をする

元金の減り幅で概算した結果が10年以上など長期になった場合、努力不足ではなく設計の問題になっていることが多いです。ここでは、焦って滞納へ転ぶ前に、打ち手を切り替えるための材料を揃えます。制度の説明に広げず、あなたの手元でできる準備に絞ります。

切り替え判断に使う3つの数字

数字 作り方
毎月の返済合計 リボとローンの約定返済額を足す
毎月の利息合計 直近明細の利息を足す 年率不明でも出せる
毎月の元金合計 返済合計 から 利息合計 を引く

毎月の元金合計が数千円から1万円未満で、支払総額が生活を圧迫しているなら、現状のまま頑張るほど消耗します。体力が切れた瞬間に延滞へ落ちるのを避けるため、次の準備へ進みます。

相談に持っていく情報をスマホだけで揃える

  • 借入先の一覧 カード名 アプリ名 口座引落の名義でも可
  • 残高と金利 分からないものは不明として残し、直近利息は必ず書く
  • 支払日 毎月27日など固定ならそのまま
  • 家族に内緒の条件 郵送不可 電話は昼休みのみ など具体にする
  • 今月と来月に増やせる見込み 残業代がある月だけ等も書く

この段階で避けたい行動と代替

  • 支払いを止めて様子を見る 不安が増えるだけで状況が好転しない 代替として支払額一部でも維持しつつ条件整理へ進む
  • 誰にも言わずに借換えを探し続ける 審査落ちが続くと心が折れる 代替として数字の棚卸しを先に終わらせる
  • 家族バレ回避のために連絡を全拒否 郵送が増えやすい 代替としてWeb完結やメール中心の窓口を選ぶ

ここまで揃えると、今の返済で進めるか、返済条件を変える選択肢を検討するかを比較できます。自分だけで抱え込みにくい局面なので、次のまとめで次の一歩を整理します。

まとめ

利息しか払えていない感覚は、明細の見方が分かると数字として確かめられます。残高、利息、元金充当の3点を拾い、直近の元金の減り幅で割るだけでも、完済までの年数の目安は出せます。

年数が長すぎると出た場合でも、落ち込むより先に、増額を当てる順番と、カード会社や貸金業者に聞く締切日と手続き範囲を固める方が現実的です。家族に内緒なら郵送回避や短時間通話の条件も最初から言葉にしておくと動きやすくなります。

債務整理に強いおすすめ事務所ランキングの事務所では、返済が利息中心で終わりが見えない状況の整理や、家族に内緒の進め方についての相談もできるので、あなたの条件に合った次の一歩を検討してみてください。

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日本リーガル司法書士事務所の代表司法書士 計良宏之

日本リーガル司法書士事務所

監修者:代表司法書士 計良 宏之

東京都荒川区東日暮里5-17-7 秋山ビル1階

東京司法書士会所属 第8484号
簡裁訴訟代理等関係業務認定会員 第1201114号

借金問題・債務整理に関する情報を、できるだけわかりやすく整理してお伝えしています。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。状況により最適な対応は変わるため、不安が強い場合は早めに専門家へ相談してください。

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